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恋する男子に恋をした
第8章 おまけ(2) 初温泉
まぁ、そんな蜂屋も嫌いじゃない俺は、蜂屋に抱っこされる様に浴槽に入った。


「オーちゃん、手をかして?」


そう言って後ろから蜂屋が手を出すから、そこに手を乗せた俺の手をギュッと握る蜂屋。


「男同士にも赤い糸ってあるのかな?」


「平等にあるんじゃないの?」


「じゃ、俺らはつながってるかな?」


「さぁ、見えないからわかんないけど」


そう言った俺だけど、繋がってると思いたい。好きな人がいれば、誰もがそう望むものだろ?俺だって……そう願ってるよ。
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