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恋する男子に恋をした
第9章 その後の2人(3) 新居に嫁入り
「ほら、オーちゃんっ。気持ちいいって言って、俺を煽って?」


そう言って息を切らしながら笑う蜂屋に、俺は必死で首を振った。

そろそろ本気で声が出そうで、我慢も限界を迎えそうで涙が出てくる。


「オーちゃん、泣かないでよ。そんなに気持ちいい?」


「っは、っ早く射って……」


「ん?よく聞こえない!!」


「っはん……っく、蜂屋!!」


「オーちゃん!!」


絶頂を迎える態勢に組み敷かれると、またしても『ドン』っと大きく一回叩かれ、俺の体がビックリして蜂屋を締め上げた。


「お、オーちゃん……締めすぎ」


「ビックリして……」


「とりあえず……落ち着いて、力抜いて」


辛そうにする蜂屋は、絶頂寸前で根元を強く握られた感覚なんだろう。

抜くにも抜けず、腰を動かす事もできずに息をあげて痛そうにしていて、それを見た俺も萎えるいっぽうだった。
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