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恋する男子に恋をした
第9章 その後の2人(3) 新居に嫁入り
「日常のありふれた中で言うからサプライズなんだろ?変わった事したらその前に勘ぐるだろ?」


「……まぁ、そうだけど」


「世間を騙して一緒にいようっていうんだから、日常の中のしあわせの方がいいだろ?」


そう言う蜂屋にちょっと納得させられた。
良い思い出ではなく、日常の中で蜂屋のプロポーズを思い出すんだろう。

こうして買い物をするたびに……。


「そうだな。俺のそばに蜂屋がいるってだけで既に特別だし、しあわせだな」


「オーちゃん……っ早く用事済ませて、新居に行こうよ!!」


張り切る蜂屋の魂胆は見え見えで……思わず笑ってしまう。でも、それがすごく嬉しかったりする。


「蜂屋がこだわってた『完全防音』なんだろうな?」


「勿論抜かりは無い!!キングサイズのベットの入る寝室と、広いリビングと、動きやすいダイニングにシステムキッチンだし、一つは俺の書斎だけどジャグジー付きのバスルームだよ?」


俺が女だったら『最高』なんだろうけど、この男の欠点は『恋人が男』っていう最大のオチ付き。

物凄い笑顔で俺の気を引こうとする蜂屋に、俺もつられて笑顔になる。


「じゃぁ引越し祝いにサービスしなきゃな?」


「裸エプロンでお願いします!!」


俺の『サービス』の意味をしっかり理解している蜂屋に吹き出して笑ったけど、男の裸エプロンに萌えられる蜂屋は、相当な変態だと思う。
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