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恋する男子に恋をした
第2章 身代わり
ジージーと目覚まし時計がけたたましく鳴って、手を伸ばすと俺の上から手が重なった。
一瞬で目が覚めた。
ビビったすぐ後に、蜂屋が居たんだと思い出し、もちろん2時間ちょっと前の出来事も……忘れたい現実だったりする。
「……っはぁ、蜂屋起きろ。」
「ん?んー?」
「って、布団を被るな!!俺学校行くし、マジで帰れよ」
「まだー、寝る」
「ここ俺の部屋!何なんだよ、マジで!!」
何、居座ろうとしてんだよ!!
友達でも何でもないんだろ?!
俺だって、お前にケツ掘られて友達辞めたんだかんな?!
布団を引っ張りはがしても、むにゃむにゃ言って寝返りを打つ蜂屋をかまうのも面倒臭くなった俺は、講義の時間もあるし、準備をして家を出る事にした。
「んなぁ、蜂屋。テーブルに合鍵置いとくから、帰る時鍵かけて玄関ポストに入れといて?」
「んーん」
そう返事をする蜂屋は目を瞑ったまま手を振って居た。
もし、俺が帰って来ても寝てやがったら、顔面をぶん殴ってヤるからな?
ため息を吐きながら家を出た俺は、身体のあちこちが痛い。
床で擦れた腕や肩もそうだけど、蜂屋に掴まれた足や腕に痕が残ってるし、それよりも何よりも……
ケツが痛い!!
一瞬で目が覚めた。
ビビったすぐ後に、蜂屋が居たんだと思い出し、もちろん2時間ちょっと前の出来事も……忘れたい現実だったりする。
「……っはぁ、蜂屋起きろ。」
「ん?んー?」
「って、布団を被るな!!俺学校行くし、マジで帰れよ」
「まだー、寝る」
「ここ俺の部屋!何なんだよ、マジで!!」
何、居座ろうとしてんだよ!!
友達でも何でもないんだろ?!
俺だって、お前にケツ掘られて友達辞めたんだかんな?!
布団を引っ張りはがしても、むにゃむにゃ言って寝返りを打つ蜂屋をかまうのも面倒臭くなった俺は、講義の時間もあるし、準備をして家を出る事にした。
「んなぁ、蜂屋。テーブルに合鍵置いとくから、帰る時鍵かけて玄関ポストに入れといて?」
「んーん」
そう返事をする蜂屋は目を瞑ったまま手を振って居た。
もし、俺が帰って来ても寝てやがったら、顔面をぶん殴ってヤるからな?
ため息を吐きながら家を出た俺は、身体のあちこちが痛い。
床で擦れた腕や肩もそうだけど、蜂屋に掴まれた足や腕に痕が残ってるし、それよりも何よりも……
ケツが痛い!!