この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋する男子に恋をした
第2章 身代わり
腕を掴まれるとそのまま引っ張られ、顔と顔との距離が10cmくらいになった。
「鍵返せ。さっさと帰れよ」
「やだって言ったら?」
「はっ、好きな女に好きな人が出来たくらいで、男を抱く様な変態、俺が美咲ちゃんでも付き合わないっつーの!!」
「別に……俺、オーちゃんを男だと思ってやった訳じゃ無い」
「はぁ?」
そう言った瞬間、蜂屋は俺の腕を掴んだままベッドに投げ飛ばした。
あまりに突然の風景の変わりように、自分の場所が分からなかったけど、布団の上である事と天井が見えて状況を把握した。
視界にはいる蜂屋の表情は冷たくて、昨日の再現かと思う程だった。
「っ蜂屋?」
ギシッとベッドが軋むと、蜂屋は端に膝を掛けて迫って来る。
ゆっくりと伸びて来た手が怖くて、逃げようと身体を返すと、足首を掴まれた後、そのまま腰と背中を押さえられ、うつ伏せのままベッドに沈んだ。
「鍵返せ。さっさと帰れよ」
「やだって言ったら?」
「はっ、好きな女に好きな人が出来たくらいで、男を抱く様な変態、俺が美咲ちゃんでも付き合わないっつーの!!」
「別に……俺、オーちゃんを男だと思ってやった訳じゃ無い」
「はぁ?」
そう言った瞬間、蜂屋は俺の腕を掴んだままベッドに投げ飛ばした。
あまりに突然の風景の変わりように、自分の場所が分からなかったけど、布団の上である事と天井が見えて状況を把握した。
視界にはいる蜂屋の表情は冷たくて、昨日の再現かと思う程だった。
「っ蜂屋?」
ギシッとベッドが軋むと、蜂屋は端に膝を掛けて迫って来る。
ゆっくりと伸びて来た手が怖くて、逃げようと身体を返すと、足首を掴まれた後、そのまま腰と背中を押さえられ、うつ伏せのままベッドに沈んだ。