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恋する男子に恋をした
第2章 身代わり
「……美咲ちゃん……」



蜂屋の口から出た言葉に、俺は動きを止めた。



「……美咲ちゃん、美咲ちゃん……好きだよ、美咲ちゃん……」


「っやめろ!!俺は美咲ちゃんじゃっない!!」



美咲ちゃんと呼ばれてシャツを巻くしあげられた俺は、身を捻って抵抗するも、蜂屋の力は昨日以上に力が入っていて、掴み押さえられた左腕に蜂屋の爪が食い込んでいた。

悔しくて情けなくて、泣く俺をひたすら『美咲ちゃん』と呼びながら行為は続き、俺は力なくベッドに横たわるだけ。


蜂屋は初めから俺を抱いてる訳じゃ無かった。


誰でも良かったんだ。
男でも女でも。

『美咲ちゃん』と呼びながら、自分の性欲が満たせる相手が欲しかっただけ。俺が最適なのは、そうしても一々説明も弁解もいらない相手だからだ。


きっと、これからも続くんだろうなって思ったら、身体から力が抜けて、ただ涙が流れたんだ。
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