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恋する男子に恋をした
第2章 身代わり
「お前……今射ったばっかだろ?!」


「俺さぁ思ったんだよ。今朝のセックスはあまりの気持ちよさに逝くのを必死に耐えたけど、考えたら耐える必要無かったんだよ。同じ時間するんだったら、とことん気持ち良くなった方が得じゃん?!」



そう言って俺の蕾にペニスを撫でる様にこすり当てる。



「それ!!やめろっ、あぁああん!!」



ぎゅちゅっと音を鳴らして入って来た蜂屋のペニスは、一度抜いたからそう思うのか、先ほど以上の質量に感じたのだ。



「凄いよ?ぎっちぎちなのに中は熱くて。生の方がヌルヌルして気持ちいいかな?」


「バカ言ってんじゃねぇ!!男相手に興奮するなんて、変態もいいところだなっ」



精一杯の悪口がこんなものしかでない自分にちょっと残念だけど、頭の中で浮かぶ思いを言葉に表す事が、今の俺には出来なくて、これでも良く言えた方なのだ。



「男相手に?勘違いすんなよ、この細いウエストも美咲ちゃんだと思って撫でてるし、目を瞑れば大差無いだろ?」


「くっるしい!!抜けっ」



『大差ない』で、抱かれてたまるか。
大有りだろ?!確かに細いかもしれないけど、腹筋も割れたゴツゴツした身体だし、女の様に柔らかみも膨らみもないし、蜂屋との身長差も殆どない。

うつ伏せになってるけど、ついてるもんはついてんだぞ。
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