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恋する男子に恋をした
第2章 身代わり
ふと明け方の事を思い出していた。


『酔って寝る』の寝るを、蜂屋はセックスのほうの寝ると解釈したのか?
でも、結果的に2度目の夕方にした行為の時は素面だったし。


そもそも、初めっから2人とも酔ってなかった。


はっとした俺は、急いで一升瓶とウイスキーを持って流しに行き、シンクにそれを流し捨てた。

高価な酒だとは知っているけど、これがある限り「飲んでない」と言って、押し掛けられる可能性もある。


三度目は無い。
バイトも辞める。
接点は持たない。
永遠に「さよなら」だ!!


そう思ってビンを空にした。
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