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恋する男子に恋をした
第1章 失恋
「じゃ、お疲れ様でした。お先に失礼します。」



10日ぶりの休みに疲れが吹っ飛んだ。
だってまだ、19だし?


蜂屋の家を聞いた事はあったが、行ったことはない。車の免許は取ったが、こっちに車を持ってこれるわけもなく、そもそも俺は車を持ってないし。それなのに、蜂屋の家に行けるわけがない。


それに、いつもバイトが重なった時だから、1人暮らしで近い方に足が向くわけで、自ずと俺の家にお泊りして行く。



「はぁ、取り敢えず電話しとくか。」



ポケットから携帯をだし、3時過ぎに電話するのはどうかと思うしなぁと考えていると、1件メールが入ってきた。
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