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昼想夜夢~君、想ふ~
第7章 隠し事
しかし、いくら口で強がりを言ってても体は正直だ。
リビングから差し込む光に反射するかのように、彩花のそこは充分なほどに…。

「あーぁ。相変わらず早いな…」

そこに軽く触れただけで、俺の指先に絡み付いて来るかのような彩花の粘膜。
それが光りに反射して俺の指先がキラリと光る。

「………っ」

女性の体のことはよくわからないが、俺を受け入れるために喜んでいるようではないな。
まぁ、当然か。

「乱暴に扱われて感じたのか?」

指の腹で彩花のクリに優しく触れると、彩花の体がピクリと反応を示す。

「……んっ」

ギュッと歯を食い縛ってるようだが、今日は声を出さないつもりか?
それが彩花なりの抵抗のつもりなのだろうか?
俺の愛撫では感じたくないということか。

「どうした?いい声で鳴いてみろ」
「だ、誰が…っ、んぅ…」

あぁ、本当なら両手で口を抑えることも出来ただろうが、両手は俺に縛られて自由を奪われてしまった。
いつまで歯を食い縛り下唇を噛み締める我慢が続くか、ある意味見物だな。

「強情な女だな」

中指の腹でくすぐるようにクリを愛撫するが、彩花は歯を食い縛って声を我慢している。
抵抗してるつもりかも知れないが、時折漏れる甘い声が俺を興奮させる。

「あぁ、そう言えば…、いつも乱暴な扱いしかしてねぇよな?」
「え…?」

思えば、初めて彩花を抱いた時も、前戯も何もなしに挿入したものだから出血させてしまった。
その次も、絶頂を我慢させて彩花を泣かせてしまった。
思えば俺は強引で乱暴なやり方でしか彩花に触れてないのだ。

「たまには優しくしてやるよ…」
「は?な、によ、それ…」


優しくする…。
それがどういう意味なのか、彩花には知る由もなかった。

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