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第7章 隠し事

チュッ…

キスをしたかと思えば、唇が触れるか触れないかの距離で彩花の内太股を滑り落ちて行く。
俺が呼吸するたびに吐息が肌に触れて、それがくすぐったいのか彩花の体は反応する。

反応すれば指がクリに触れるが、その指はすぐに離れてしまう。

「あっ、んっ！あ…っ」

さっきまで声を我慢していたのに、その嬌声はどんどんと艶を帯びて大きくなって行く。

焦らされて、触れて貰えず、でも気配だけは近くに感じる。



「あ、ぅっ！や、やめてっ！それ、だめぇっ！あぁ、やめてぇぇ…っ！」



あーぁ、さっきまでの強がりはどこへ行ったのか？
そんな甘い声で抵抗されても、俺が興奮するだけなのに。

「おいおい、さっきまでの強がりはどうした？」
「あぁんっ、へ、変なの…、か、体がぁ…っ」


あぁ、触れるか触れないかギリギリの距離でずっと焦らしてるから体の神経が可笑しくなったか？

「さっさと終わらせて欲しいんだろ？だったらあんまり抵抗しねぇ方がいいぞ？」
「あぁっ、そ、そこダメ…、いやぁ…っ！」

内太股の素肌の近くで喋ると息がかかってくすぐったいみたいだな。
普段なら何てことない刺激だが、ずっと焦らされ続けてるせいで少しの刺激も強烈に感じるようだ。

彩花の反応が楽しくて可愛くて、クスクス笑いながらも愛撫を続けた。
彩花がいくら言葉で抵抗してもお構いなしに。

「ああっ、あ…っ、ダメ…っ！や、やめて…、もうやめてぇえ…」

彩花の素肌が真っ赤に紅潮して行く。
もどかしい感覚に体温がどんどん上昇して行ってるのがわかる。

「こんな微かな愛撫で感じるなんて、ずいぶん淫乱な女だな…」
「ち、違っ、あぁん…」
「違わねぇだろ…？淫乱女にはお仕置きが必要だな…」