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昼想夜夢~君、想ふ~
第7章 隠し事
彩花の足を開かせて、既にトロトロになっていたそこに舌を這わせた。
固くした舌先をクリに這わせた瞬間



――――――「ああぁぁぁっ!!」



ビクッ、ビクッと大きく痙攣しだす彩花の体。
その反応は、俺の予想を越えたアクシデント。

「は?まさか、これだけでイッたのか?」
「あっ、あぁ…」

散々焦らされて、いきなり舌先で刺激されて、彩花の体は悦びに打ち震えるように絶頂を迎えた。
それだけ彩花の体の中には溜まりに溜まったマグマが沸騰し、外へ解き放れたくてウズウズしていたのだろう。

「焦らされた上でイクなんて、淫乱どころかとんだドMだなぁっ!」

本当はこのままもっと攻めてやるつもりだったが、俺はあることを思い出した。



あー、そうだった。
今日は彩花の喜ぶものを用意してあるんだった。
北条が買い損ねて残念がっていたもの。
そして、彩花が大好きなもの。

「ドMなお前にぴったりのものをやるよ」

俺はベッドから下りると寝室を出てキッチンへと向かった。
まぁ、この時期に溶けてしまうことはないだろうが念のために冷蔵庫に入れて置いたもの。
会社帰りにスーパーで買った代物。

俺は冷蔵庫からそれを取り出して彩花の元へと戻った。

「な、何なの…?」

虚ろな瞳で俺の手元を見る彩花だが、俺の手に握られているそれが何なのかはわかっていない。
目は虚ろだし、リビングからの逆光があるから余計にだ。

パッと見はケチャップの容れ物のような形をしている。

「お前の好きなもの」

先程と同じ位置に戻ると、容器の蓋を空け、逆さまにして中身を垂らしていく。
俺の指先に絡んでいくそれ。
その光景を虚ろな瞳で見つめる彩花。


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