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昼想夜夢~君、想ふ~
第10章 乱反射
彩花の指がゆっくりと鍵から離れて行く。
どうやら俺の心を読んだようだ。
俺の性格と今までの経験からして、そう簡単に北条と会わせるはずがないと一瞬で気づいたのだ。
そして、俺に従わないとどうなるか
彩花はよくわかっている。
「あの…、とりあえず、ここ開けて欲しいんだけど…」
ドアの向こうで北条がドアを開けてくれるように頼んでいる。
本当なら今すぐ開けたいだろうな。
でも、今ドアを開けたらどうなるか…。
「ご、ごめん…。今はちょっと…」
くす…っ。
開けられるはずねぇよなぁ…。
開けたら最後、この状況を北条に見られる事になるんだから。
それをいいことに俺は彩花の体をドアに追いやり自分の体を密着させた。
彩花の足の隙間に自分の膝を食い込ませて、彩花の逃げ場所を完全に無くした。
「……ちょっ」
彩花が小さな声で抵抗し、俺を睨んだ。
「あんまり抵抗すると、北条に勘づかれるぞ?」
「――――っ!」
外に声が漏れぬよう、彩花の耳元で囁くと、彩花の体がピクンッと反応した。
あー、彩花は耳も弱かったな…。
「今はちょっとって、どうしたんだよ?」
何も知らない北条はドアの向こうから彩花に話しかけている。
俺と彩花がドアの向こうでどうなってるかも知らないで。
「い、今は…」
言い訳をしようとする彩花の耳たぶを軽く甘噛みすると
「――――ひっ…」
彩花の体が震えだした。
それは、いつバレるかわからないこの状況に怯えているのか
耳を愛撫されたくすぐったさからか。
「彩花?」
「あ、あの…っ」
彩花の耳に、わざと大袈裟に息を吹きかけたり
舌を這わせたり、甘噛みを繰り返した。
「んっ、はぁ…っ」
「彩花?マジで何かあったのか?」
どうやら俺の心を読んだようだ。
俺の性格と今までの経験からして、そう簡単に北条と会わせるはずがないと一瞬で気づいたのだ。
そして、俺に従わないとどうなるか
彩花はよくわかっている。
「あの…、とりあえず、ここ開けて欲しいんだけど…」
ドアの向こうで北条がドアを開けてくれるように頼んでいる。
本当なら今すぐ開けたいだろうな。
でも、今ドアを開けたらどうなるか…。
「ご、ごめん…。今はちょっと…」
くす…っ。
開けられるはずねぇよなぁ…。
開けたら最後、この状況を北条に見られる事になるんだから。
それをいいことに俺は彩花の体をドアに追いやり自分の体を密着させた。
彩花の足の隙間に自分の膝を食い込ませて、彩花の逃げ場所を完全に無くした。
「……ちょっ」
彩花が小さな声で抵抗し、俺を睨んだ。
「あんまり抵抗すると、北条に勘づかれるぞ?」
「――――っ!」
外に声が漏れぬよう、彩花の耳元で囁くと、彩花の体がピクンッと反応した。
あー、彩花は耳も弱かったな…。
「今はちょっとって、どうしたんだよ?」
何も知らない北条はドアの向こうから彩花に話しかけている。
俺と彩花がドアの向こうでどうなってるかも知らないで。
「い、今は…」
言い訳をしようとする彩花の耳たぶを軽く甘噛みすると
「――――ひっ…」
彩花の体が震えだした。
それは、いつバレるかわからないこの状況に怯えているのか
耳を愛撫されたくすぐったさからか。
「彩花?」
「あ、あの…っ」
彩花の耳に、わざと大袈裟に息を吹きかけたり
舌を這わせたり、甘噛みを繰り返した。
「んっ、はぁ…っ」
「彩花?マジで何かあったのか?」