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昼想夜夢~君、想ふ~
第10章 乱反射
俺はその場にしゃがみこみ、彩花のロングスカートを捲り上げると

―――――「ダ、ダメッ!!やめてっ!!」




彩花の大声が響いた。

「え?彩花?」

その声に、彩花はしまったと言うような顔をしたが、時既に遅し。
その大声は外にいる北条に丸聞こえだ。

まさか、俺がここまでするはずないと思っていたのか?
顔面蒼白の彩花を無視して俺は彩花の下着に手をかけた。

「――――っ!!」

さっきの大声で北条も少しは怪しんだかもな。
なのに、ここに来てまで彩花はまだ必死に誤魔化そうとしている。

「おい、彩花!?」
「あの…っ、今は仕事が忙しいんでしょ…?移したりしたら悪いもん…」

…はぁ。
上手く切り抜けたみたいだな。
俺と北条が鉢合わせして、マジで血の雨が降ると思ったんだが。

「あはっ、何だ…、そんな事か」
「だから、ドアは開けられな――――っ」



彩花の太股と大陰唇を拡げて、彩花のソコに舌を這わせた。
何とか上手く切り抜けたつもりだろうけど、ここで声を出せば全てが水の泡だ。

「んっ!ぁ…っ」

こんな状況だというのに、この女の体は正直だ。
彩花のそこはぬるぬるに潤ってるし、舌を動かすたびに体はビクついている。

「そ、それに今…、ぁっ、ス、スッピンだし…、んぅっ、熱で…っ、ひどい顔してる、からぁ…っ!」

彩花の手が俺をひっぺがそうと後頭部を掴んでいるが、気持ち良さからか全然力が入っていない。

「だ、だから…っ、あんっ、今日は…っ」

彩花の体も声もいっぱいいっぱい。
感じてはいけない、声を出してはいけないこの状況が逆に彩花を限界に近づけて行く。
ダメとわかっていればいるほど逆らってしまう、人間の性とは厄介なものだ。

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