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昼想夜夢~君、想ふ~
第10章 乱反射
北条の言葉は、まるでプロポーズそのものだ。

でも、プロポーズを受けてるはずの彩花本人は、今は俺の愛撫に感じてる。
今、彩花が何を思ってるかはわからないが
少なくとも、今は北条の腕の中にはいない。

ぶち壊してやりたい、何もかも。
北条のプロポーズも、彩花の事も。

何もかも、ぶち壊してやりたいよ…っ!





――――――っ!

「あ―――――」






彩花のクリに指を這わせたまま、中指と薬指を彩花の中へ挿入させた。
同時に攻められた快感で彩花の足の力がガクッと抜けその場に倒れ込みそうになった。

「は、ぅ…っ」
「彩花、大丈夫か?今、すっげぇ音がしたけど」

崩れ落ちそうになった瞬間、全体重をドアに預けたせいか、ドアに体がぶつかってしまったのだ。
その音に素早く反応した北条。
ドアの向こうで彩花が倒れたとでも思ったのだろう。

「おいっ!彩花、大丈夫か!?きゅ、救急車呼ぼうか!?」
「ダ、ダメッ!」

ここで救急車なんか呼ばれたら元も子もない。
いや、それに…
体調不良で倒れた訳じゃないのだから。

「でも…」
「ほ、本当に大丈夫…っ!だから…、んっ、今日は…っ」

倒れそうになった彩花の体を支えるように俺もその場から立ち上がった。
ドアに彩花の体を預けて、俺の体重をかけて、でも指は中に挿入させたままで北条との会話を続けさせた。

ドアと俺の体に挟まれて逃げ場がなくなった。
俺の肩に顔を埋めながら必死に声を押し殺し、背中に回された手は服越しに俺の背中に爪を立てている。

「あ、うん…。わかった。今日の所は帰るよ…。マジで今日はごめん」

彩花の連れない台詞にやっと北条も諦めたようだ。
彩花の連れない台詞…、それは怒ってるからじゃない。
こんな状況でドアなんか開けられないからだ。


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