パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第12章 雷鳴

誰かのものになるなんて許さない。
俺以外の誰かのものになるなんて、許さない…っ。

俺以外の誰かのものになるくらいなら…っ！





「あ、そう言えば…、出血させちまったな…」

俺はその場にしゃがみこんで彩花のそこにゆっくりと顔を近づけた。
ムカつく…、その理由も言わぬまま、彩花に疑問を残したままで自分のペースで事を進めて行った。

「な、何するの…っ」
「消毒」

彩花のそこに舌を這わせて行く。
滲み出た家を舐めとるように、優しく。
口の中に鉄の味が広がって行く。

「ひっ、やだ…っ！や、やめ…っ」


どこからの出血かはわからないが、恐らく皮膚が裂けてしまったのだろう。
傷口に舌が触れる度、痛がる反応が見て取れた。

「あ、く…っ！」

だが、その声は
徐々に甘い悲鳴に変化して行く。
もう、痛いだけの声ではなくなっていた。

「い、いやぁ…っ！やめて…っ、んっ！」

彩花の体が小さく波打ち出す。
痛いだけの反応じゃない。
それを悟られないように、必死に我慢しようとしてるみたいだが

「それが痛いだけの反応か？」
「…ち、違、んっ！」
「やっぱ淫乱じゃねぇか…」
「違うって言ってる…、んぅっ！」

否定しようとしたって無駄だ。
彩花の体の反応は全てお見通しだ。
どこがウイークポイントかも知ってる。

「素直になれよ？気持ちいいなら素直に感じてみろ」
「だ、誰、が…っ」

強情な女だ。
どれだけ強がっても最終的には俺にイカされてるじゃねぇか。
まぁ、彩花か陥没して行くのを見るのは嫌いじゃない。
このままゆっくり、彩花が堕ちていく様を眺めさせてもらうがな。

「じゃあそうやって強がってればいいさ…」

彩花のクリの先端部分に固くした舌先を這わせると…


「あぁぁっ！！」

ビクッと今にもイキそうな声を張り上げ、彩花の体も大きく跳ね上がった。