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昼想夜夢~君、想ふ~
第12章 雷鳴
「あああっ!いやぁぁぁぁっ!!」

ギシギシと揺れる台。
勢い余って今にも彩花と一緒に壊れてしまいそうだ。
そして、さっきの彩花の声に触発されて、俺の体も限界に達してしまいそうになっていた。

「待っ、待って…っ!ああんっ!腕、ほどいて…っ!」
「は?今更だな…っ」
「お願…、痛い…っ」

「ちっ…」

確かに、さっきからずっと拘束してるな。
彩花もずっと暴れてるし、このままじゃ腕に怪我をさせてしまう。
俺は腰の動きを一旦止め、彩花の腕に巻き付いている革のベルトを外した。

ウエストベルトのような手枷を外すと、彩花の腕にはくっきりと手錠の跡が残っていた。

「あっ、う…っ」

腕は自由になっても、足は拡げられたまま固定。
この格好も、これはこれでエロく感じるものだな。

「ほら。休憩してる暇はねぇぞ?」

俺は再び彩花の腰を持つと彩花の中を掻き回した。
腕が自由になっても、この状況じゃ逃げられねぇし、快楽でろくに力も入らないし、問題はない。

「あぁぁんっ!あっ、あああ…っ!」

疲れていたのか彩花の手はダラリと垂れ下がったまま、台と一緒に揺れ動くのみだった。
あぁ、やっぱり力は入ってねぇか。
そっちの方がいい。
変に抵抗されてはやりにくい。

「ああ…、イキそ…っ、イキそうっ!あぁぁ…」
「さっきよりも敏感になってんじゃねぇか…」

この数日間
彩花の体を好きなように貪り続けた。
泣き叫ぶ彩花を押さえ付けて、何度も何度も彩花を抱いた。

だが、そんな関係が長く続くと思えなかった。
彩花はもう、俺のそばからいなくなってしまう。


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