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昼想夜夢~君、想ふ~
第3章 戸惑い
「そ、それでお前は…、北条と結婚とかしないのか?」

俺はホットコーヒーを飲みながら彩花から目線を反らした。
北条はしばらく結婚する気はないと言っていたが、彩花はどうなのだろうか。

「結婚なんてまだまだだよー!それに結婚するならウェディングドレスを着たいし、それにはダイエットもしないとね」

あー、彩花もまだ結婚する気はないみたいだな。
つーか、ダイエット…?
ダイエットなんかする必要はあるのだろうか?
彩花の体をチラリと見たが…

「別に必要ないだろう?」
「そんな事ないよ。全然細くないしお腹なんてぷよぷよだし」

細くない?腹がぷよぷよ?
とんでもない。
ガリガリの女よりずっと魅力的だ。
柔らかそうな肉付き、抱き締めたら気持ち良さそうだ。
丸みを帯びた顔も、彩花の優しそうな雰囲気をより際立たせている。
ダイエットの必要なんかない。

「お前はそのままでずっと魅力的だよ」
「本当?」

俺が知らない間に彩花は本当に大人になった。
彼氏を作って、美容に気を使い出してる。
俺が知らない間に、彩花はどんどん魅力的になって行く。
彩花に言った言葉に嘘偽りはない。

彩花は俺が知ってる頃よりずっとずっと…。



「ところで、純お兄ちゃん。さっきから何か動揺してない?」
「は、はぁっ!?」

俺は思わずコーヒーを吹き出しかけた。
動揺…してる。
彩花が言ったその言葉、それは図星だ。
確かに、俺はさっきから動揺してる。
彩花に再会してから俺はずっと可笑しい。

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