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昼想夜夢~君、想ふ~
第3章 戸惑い
大体彩花は自分が大人になったと言う自覚はあるのか?
そこそこ魅力的な女性だという自覚はあるのか?
招き入れた俺も俺だが彼氏がいるのに男と連絡先を交換したり部屋に入ったり…。
俺が彩花の彼氏なら心配で仕方ないな。
「あ、そんなに心配なら私の事縛っててもいいよ」
――――――っ!?
「……っ、ゲホッ、ゲホッ!!」
やべ…、コーヒーが器官に入った。
今度こそマジで噎せた!
「ちょ、純お兄ちゃん、大丈夫?」
「いや、だ、大丈夫…、ゲホッ、ゲホッ」
な、な、な、何言ってんだ、彩花…。
し、し、縛っててもいいって…。
「バ、バカかお前はっ!!」
「え?」
こいつ、マジで自覚ないのか?
男の部屋に上がって、その上縛っててもいいなんて…。
しかも、俺が何で怒ってるのかもわかってねぇみたいだし。
あー、ビビッた。
マジでカッコ悪いとか見せちまったじゃねぇか。
「純お兄ちゃん、大丈夫?」
彩花が立ち上り俺に近づこうとしている。
噎せ込んだ俺を心配してくれてるみたいだが
頼むから、これ以上近寄らないでくれ…っ!
「だ、大丈夫だからっ!近寄るなって!」
「だって、純お兄ちゃ…」
純お兄ちゃんなんて呼ぶなよ…。
昔はそうだったかも知れないが、今は俺はお前のお兄ちゃんなんかじゃないし、お前だってもう子供じゃないっ!
お兄ちゃんなんて呼ぶなよ…っ。
俺は立ち上りテーブルの上に置いてある箱ティッシュに手を伸ばそうとした。
服に吹き出してしまったコーヒーを拭かなきゃ。
自分の事ぐらい自分で出来るのに、尚も彩花は俺の制止を無視して俺に近づこうとしている。
そこそこ魅力的な女性だという自覚はあるのか?
招き入れた俺も俺だが彼氏がいるのに男と連絡先を交換したり部屋に入ったり…。
俺が彩花の彼氏なら心配で仕方ないな。
「あ、そんなに心配なら私の事縛っててもいいよ」
――――――っ!?
「……っ、ゲホッ、ゲホッ!!」
やべ…、コーヒーが器官に入った。
今度こそマジで噎せた!
「ちょ、純お兄ちゃん、大丈夫?」
「いや、だ、大丈夫…、ゲホッ、ゲホッ」
な、な、な、何言ってんだ、彩花…。
し、し、縛っててもいいって…。
「バ、バカかお前はっ!!」
「え?」
こいつ、マジで自覚ないのか?
男の部屋に上がって、その上縛っててもいいなんて…。
しかも、俺が何で怒ってるのかもわかってねぇみたいだし。
あー、ビビッた。
マジでカッコ悪いとか見せちまったじゃねぇか。
「純お兄ちゃん、大丈夫?」
彩花が立ち上り俺に近づこうとしている。
噎せ込んだ俺を心配してくれてるみたいだが
頼むから、これ以上近寄らないでくれ…っ!
「だ、大丈夫だからっ!近寄るなって!」
「だって、純お兄ちゃ…」
純お兄ちゃんなんて呼ぶなよ…。
昔はそうだったかも知れないが、今は俺はお前のお兄ちゃんなんかじゃないし、お前だってもう子供じゃないっ!
お兄ちゃんなんて呼ぶなよ…っ。
俺は立ち上りテーブルの上に置いてある箱ティッシュに手を伸ばそうとした。
服に吹き出してしまったコーヒーを拭かなきゃ。
自分の事ぐらい自分で出来るのに、尚も彩花は俺の制止を無視して俺に近づこうとしている。