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昼想夜夢~君、想ふ~
第3章 戸惑い
「私、帰る…っ」
慌てて立ち上がった彩花だが、その足取りはふらついている。
余程キスに驚いたのだろう。
「冗談にしても酷いよ…っ!」
帰る?
北条の元にか?
帰すわけねぇだろう…っ!
彩花の後を追うように俺も立ち上がり、リビングから出ていこうとする彩花の腕を掴んだ。
彩花の真っ白な腕を掴み自分の方へと引き寄せると
「い、嫌っ!!」
「彩花が悪いんだろう…?」
彩花は北条の彼女だ。
彩花には幸せになって欲しいはずなのに。
俺は彩花を怖がらせて傷つけようとしている。
でも、彩花を北条の元に帰したくない。
「離してっ!」
「大人しくしてろよ」
再び彩花をソファーへと戻すように押し倒した。
柔らかなソファーに彩花の体が沈む。
「暴れるとソファーから落っこちるぞ?」
「……っ」
彩花の顎を掴み顔の動きを制止。
再び貪るように彩花の唇を奪った。
「んぅ…」
観念したかのように大人しくなる彩花だが、体はガタガタと震えている。
彩花はもう大人だし、いくら危機管理能力がないと言ってもこれから起こることは予想が付くだろう。
「んっ、んうっ!…は、ぁん」
抵抗する言葉すら飲み込むように、彩花の舌を絡め取って行く。
さっきとは違い深く、呼吸すら許さないほどに奥深くまで飲み込んで行く。
慌てて立ち上がった彩花だが、その足取りはふらついている。
余程キスに驚いたのだろう。
「冗談にしても酷いよ…っ!」
帰る?
北条の元にか?
帰すわけねぇだろう…っ!
彩花の後を追うように俺も立ち上がり、リビングから出ていこうとする彩花の腕を掴んだ。
彩花の真っ白な腕を掴み自分の方へと引き寄せると
「い、嫌っ!!」
「彩花が悪いんだろう…?」
彩花は北条の彼女だ。
彩花には幸せになって欲しいはずなのに。
俺は彩花を怖がらせて傷つけようとしている。
でも、彩花を北条の元に帰したくない。
「離してっ!」
「大人しくしてろよ」
再び彩花をソファーへと戻すように押し倒した。
柔らかなソファーに彩花の体が沈む。
「暴れるとソファーから落っこちるぞ?」
「……っ」
彩花の顎を掴み顔の動きを制止。
再び貪るように彩花の唇を奪った。
「んぅ…」
観念したかのように大人しくなる彩花だが、体はガタガタと震えている。
彩花はもう大人だし、いくら危機管理能力がないと言ってもこれから起こることは予想が付くだろう。
「んっ、んうっ!…は、ぁん」
抵抗する言葉すら飲み込むように、彩花の舌を絡め取って行く。
さっきとは違い深く、呼吸すら許さないほどに奥深くまで飲み込んで行く。