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昼想夜夢~君、想ふ~
第3章 戸惑い
俺の可愛い彩花。
お前はこれで、もう妹じゃなくなった。
―――――――カシャッ。
「……なっ」
俺はタバコに火を付け、情事の後の一服を楽しみながら今の彩花の姿をスマホのカメラに収めて行った。
いつも行為を終えた後はこうして一服することにしている。
「や、やめてっ!撮らないで…っ」
カシャ、カシャ…。
俺のモノで汚れた顔。
顔を隠しても、ソファーに寝転び衣類の乱れた姿。
ショーツのズラされた足。
「もし、この事を北条にバラしたら、どうなるかわかるよな?」
まるで悪人さながらの脅迫。
こんな事、ニュース等テレビの中でしか起こらないと思っていた。
が、まさか自分が当事者になるとは。
「お前のこの写真、北条にバラすからな」
「そ、そんな…」
「あぁ。北条だけじゃなく、SNSやネットでバラまくか。誰の目に晒されるかもわかんねぇよなぁ?」
俺のその言葉に彩花の顔がみるみるうちに変化して行く。
真っ赤だった顔が徐々に真っ青になって行く。
「ほら。わかったらさっさと拭けよ」
俺は引き出しから取り出したポケットタイプのウェットティッシュを彩花に放り投げた。
衣類は破いた訳じゃないから大丈夫だろうが、さすがにその顔と髪で帰すわけにもいかねぇしな。
放り投げたウェットティッシュは彩花の胸元にバサリと落ちた。
「な、何でこんな事…」
「は?」
彩花は胸元に落ちたウェットティッシュを握り締めて小さな声で俺にそう呟いた。
彩花からすれば当然の疑問だな。
お前はこれで、もう妹じゃなくなった。
―――――――カシャッ。
「……なっ」
俺はタバコに火を付け、情事の後の一服を楽しみながら今の彩花の姿をスマホのカメラに収めて行った。
いつも行為を終えた後はこうして一服することにしている。
「や、やめてっ!撮らないで…っ」
カシャ、カシャ…。
俺のモノで汚れた顔。
顔を隠しても、ソファーに寝転び衣類の乱れた姿。
ショーツのズラされた足。
「もし、この事を北条にバラしたら、どうなるかわかるよな?」
まるで悪人さながらの脅迫。
こんな事、ニュース等テレビの中でしか起こらないと思っていた。
が、まさか自分が当事者になるとは。
「お前のこの写真、北条にバラすからな」
「そ、そんな…」
「あぁ。北条だけじゃなく、SNSやネットでバラまくか。誰の目に晒されるかもわかんねぇよなぁ?」
俺のその言葉に彩花の顔がみるみるうちに変化して行く。
真っ赤だった顔が徐々に真っ青になって行く。
「ほら。わかったらさっさと拭けよ」
俺は引き出しから取り出したポケットタイプのウェットティッシュを彩花に放り投げた。
衣類は破いた訳じゃないから大丈夫だろうが、さすがにその顔と髪で帰すわけにもいかねぇしな。
放り投げたウェットティッシュは彩花の胸元にバサリと落ちた。
「な、何でこんな事…」
「は?」
彩花は胸元に落ちたウェットティッシュを握り締めて小さな声で俺にそう呟いた。
彩花からすれば当然の疑問だな。