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昼想夜夢~君、想ふ~
第4章 君に触れる
北条はスマホに登録されている彩花の住所を俺のスマホに転送してくれた。
今やスマホではいろんなものが登録されていて便利だな。
俺はスマホに転送された住所を確認した。
何だ…、会社帰りにタクシーを使えば寄り道出来る距離だな。
「見舞いに行くんだし、何か手土産でも持って行くか」
「えー、そこまで気を使って頂かなくても…」
何も知らない北条はヘラヘラと笑ってる。
俺が今日、どんな心積りで見舞いに行くかも知らないで。
「そうはいかんだろう。俺の知り合いだが、今は北条の彼女なんだから」
「そう言って頂けたら嬉しいです!」
「あぁ。最高の手土産を持って行くよ―――――」
その日、仕事は滞りなく終わり定時には会社を出ることが出来た。
俺は会社の近くのロータリーでタクシーを拾い、北条に教えて貰った住所を運転手に告げた。
これで放って置けば彩花の自宅まで届けてくれるだろう。
おっと、彩花に渡す手土産も買わねぇとな…。
「すいません、少し寄り道してもらいたいんですが」
「あー、わかりました。どちらまで?」
俺はスマホのマップアプリを見ながら運転手に道順を教えた。
俺が持参しようとしている手土産は、コンビニやスーパーでは買えない代物だから。
途中、手土産購入の為の寄り道を経て、タクシーは彩花の住む自宅に到着した。
俺はタクシーの運転手に乗車賃を手渡すとタクシーを降りた。
そこは、俺のマンションと同じぐらいのグレードのマンションだった。
今やスマホではいろんなものが登録されていて便利だな。
俺はスマホに転送された住所を確認した。
何だ…、会社帰りにタクシーを使えば寄り道出来る距離だな。
「見舞いに行くんだし、何か手土産でも持って行くか」
「えー、そこまで気を使って頂かなくても…」
何も知らない北条はヘラヘラと笑ってる。
俺が今日、どんな心積りで見舞いに行くかも知らないで。
「そうはいかんだろう。俺の知り合いだが、今は北条の彼女なんだから」
「そう言って頂けたら嬉しいです!」
「あぁ。最高の手土産を持って行くよ―――――」
その日、仕事は滞りなく終わり定時には会社を出ることが出来た。
俺は会社の近くのロータリーでタクシーを拾い、北条に教えて貰った住所を運転手に告げた。
これで放って置けば彩花の自宅まで届けてくれるだろう。
おっと、彩花に渡す手土産も買わねぇとな…。
「すいません、少し寄り道してもらいたいんですが」
「あー、わかりました。どちらまで?」
俺はスマホのマップアプリを見ながら運転手に道順を教えた。
俺が持参しようとしている手土産は、コンビニやスーパーでは買えない代物だから。
途中、手土産購入の為の寄り道を経て、タクシーは彩花の住む自宅に到着した。
俺はタクシーの運転手に乗車賃を手渡すとタクシーを降りた。
そこは、俺のマンションと同じぐらいのグレードのマンションだった。