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昼想夜夢~君、想ふ~
第4章 君に触れる
「じゃあ、俺の言うことをちゃんと聞けよ」
ぶち壊してやりたい、何もかも。
俺をお兄ちゃんだと呼ぶこの口も、俺をお兄ちゃんだと思ってる頭も。
北条を想ってるこの心臓も、何もかもを壊してやりたいよ。
――――…っ。
彩花はベッドの上で顔を真っ赤にしながら瞳に涙を溜めている。
だが、それは俺が手を下したからじゃない。
俺は彩花の体から離れてベッドから下りているのだから。
今、ベッドの上には彩花しかいない。
「……っ」
「ほら。もっと足を拡げろよ」
壁に面するように置いてあるベッド。
彩花はベッドの上で壁にもたれながら座り、ベッドから下りて彩花を眺める俺に向かって足を拡げている。
下着を脱いで、戸惑いながらゆっくりと足を拡げようとしている。
「や、やだよぉ…」
「俺の言うことを聞くんだろ?ほら、自分で足を拡げて俺に見せてみろ」
これが俺が彩花に出した要求だ。
下着を脱ぎスカートを捲り上げて足を拡げろ、と。
彩花の足はもたつきながらも必死に拡げようとしているのが伺える。
だが、彩花の理性がそれを許さない。
恥ずかしさと理性の狭間で苦しみながら、必死で足を拡げようとしている。
「さっさとしろよ…」
「……っ」
俺から顔を反らしながらゆっくりと足を拡げて行く。
脅迫してるからとは言え、まるで彩花を操ってるような錯覚を起こし、俺の体はゾクゾクと総毛立ちだした。
「よく出来ました…」
「も、もういいでしょ…」
震える彩花の声は今にも泣き出しそう。
けど、これで許してやれるはずがない。
ぶち壊してやりたい、何もかも。
俺をお兄ちゃんだと呼ぶこの口も、俺をお兄ちゃんだと思ってる頭も。
北条を想ってるこの心臓も、何もかもを壊してやりたいよ。
――――…っ。
彩花はベッドの上で顔を真っ赤にしながら瞳に涙を溜めている。
だが、それは俺が手を下したからじゃない。
俺は彩花の体から離れてベッドから下りているのだから。
今、ベッドの上には彩花しかいない。
「……っ」
「ほら。もっと足を拡げろよ」
壁に面するように置いてあるベッド。
彩花はベッドの上で壁にもたれながら座り、ベッドから下りて彩花を眺める俺に向かって足を拡げている。
下着を脱いで、戸惑いながらゆっくりと足を拡げようとしている。
「や、やだよぉ…」
「俺の言うことを聞くんだろ?ほら、自分で足を拡げて俺に見せてみろ」
これが俺が彩花に出した要求だ。
下着を脱ぎスカートを捲り上げて足を拡げろ、と。
彩花の足はもたつきながらも必死に拡げようとしているのが伺える。
だが、彩花の理性がそれを許さない。
恥ずかしさと理性の狭間で苦しみながら、必死で足を拡げようとしている。
「さっさとしろよ…」
「……っ」
俺から顔を反らしながらゆっくりと足を拡げて行く。
脅迫してるからとは言え、まるで彩花を操ってるような錯覚を起こし、俺の体はゾクゾクと総毛立ちだした。
「よく出来ました…」
「も、もういいでしょ…」
震える彩花の声は今にも泣き出しそう。
けど、これで許してやれるはずがない。