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昼想夜夢~君、想ふ~
第5章 BIRTH DAY
彩花は今日は北条とデート。
二人っきりの時間に俺から彩花に連絡を入れるわけにもいかない。

そもそも、彩花は何食わぬ顔で北条と会うことが出来るだろうか?
隠しきれるだろうか?
いや、別に隠し切れなくてもいい。



バレてしまっても構わないと思う俺は、やはり酷い男なのだろうか?








その日、仕事が終わったら真っ直ぐ家に帰るつもりだった。
彩花は北条とデートだし、俺は何の予定もない。
飲みたい気分でもなかったし、会社から真っ直ぐ直帰の予定だったのに。

「ほら、小川!飲めって!」
「…お前らマジで飲み過ぎだから」

俺は会社帰りに同僚の山下と鈴木に捕まってしまった。
会社を出てすぐに同じ部署の同僚二人に呼び止められて、そのまま連行。
一件目は居酒屋で、今は同僚の行き付けだというスナックに来ている。

俺は会社帰りに同僚と飲みに行くのは好きじゃない。
仕事が終わった後にまで、何で同僚達と顔を合わせなきゃなんねぇんだ?
さっさと帰って部屋でのんびりしてたいのに。

一件目からハイピッチで飲んでた同僚。
スナックに入った時点で泥酔状態じゃねぇか…。
つーか、普段はこいつらと飲むことなんかないから知らなかったけど、どんだけ飲むんだよって話だ。
一件目の居酒屋だけでも生ビールの大ジョッキを5杯は飲んでたぞ?

俺も酒には弱い方で、泥酔しない為にもゆったりしたペースで飲んでて、こいつらと違ってまだ素面に近い。

あーぁ、席に付いてくれてるホステスのお姉さん達もあまりの泥酔ぶりにドン引きしてんじゃねぇか。
こいつらがこんな状態なので、俺だけでもしっかりしとかねぇと。
そう思うと素直に酔えない。


時刻はもうすぐ夜の11時。
つーか、お前らには家庭があるだろうに。
こんな時間までこんな深酒をして大丈夫なのか?


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