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昼想夜夢~君、想ふ~
第5章 BIRTH DAY
俺達三人に対し、若いホステスのお姉さんが二人付いてくれている。
泥酔状態で呂律の回らない同僚に合わせて何とか会話をしながら芋焼酎の水割りを作ってくれている。
お姉さん達が気を使って話を聞いてくれてるのに、こいつらは会社の愚痴やら上司の愚痴やら…。

タチの悪い絡み酒…、お姉さん達に申し訳ない。

同僚として恥ずかしさを感じながら水割りをチビチビ飲んでいると…。

「こっちのお兄さんは全然酔ってませんね」
「え?お、俺ですか?」

水割りを作ってくれていたお姉さんがにこりと笑って俺の方を見た。
こっちのお兄さんって、多分俺の事だよな?

「えぇ、まぁ」
「お酒、強いんですか?」
「いえ、別にそういうわけでは…」

強い方ではないし、今も若干酔ってはいるが、こいつらと比べれば素面に見えるだろう。
こいつらが飲み過ぎなだけだ。
思い切り酒に呑まれてるじゃねぇかよ…。

俺達よりうんっと年下の若いお姉さん達。

…彩花と同じぐらいか?
だが、見た目は彩花とは全然違うな。
メイクは濃い目で、茶髪の巻き髪。
彩花に比べるとずいぶん華やかな女の子だ。

「あー、あー、つーか、マドカちゃん!こいつにちょっと説教してやってくれよ~っ!!」

酔った同僚がホステスのお姉さん(マドカちゃん)に絡み出した。
マドカさんに俺を説教しろと言い出したのだ。
つーか、マジでこいつらの絡み酒はタチが悪すぎる。
そもそも俺はお前らに説教されるようなことは何一つしてねぇぞ!

「え~、お説教?」
「そうなんだよ~っ!こいつ、今日はずっと仕事に身が入ってないっぽいんだよ~っ!!」



―――――っ!?



「上の空というか~、心ここに在らず~みたいな~!こいつみたいなタイプはムッツリスケベだから~っ!」

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