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昼想夜夢~君、想ふ~
第6章 指先

「仕事は?電話に出ても大丈夫なのか?」
『…別に。電話ぐらいなら抜け出せるから』
なるほどな。
中には顧客からの電話もあるだろうしな。
『で、何の用なんですか…?』
さっさと要件を言えとでも言いたそうな口振り。
俺とは楽しい会話も出来そうにないしな。
「今日は彩花に吉報を持って来たんだ」
『吉報?』
俺の心はドキドキと高鳴り出す。
俺の事を嫌がりながらも、俺のせいで北条を避けてしまった彩花が可愛くてたまらない。
「あの写メ、消してやろうかと思って」
『えっ?』
信じられないと言った様子だな。
だが、俺は本気で写メを消すつもりだった。
あんな写メだけが手元にあっても虚しいだけだ。
『…本当に?』
彩花は俺を疑ってる。
彩花の揚げ足を取り騙した俺をすんなり信じるはずがない。
彩花にとって悪魔のような俺を手放しで信じるはずかない。
そんな事は重々承知だ。
「ただし、今夜俺の部屋に一人で来い」
『…なっ』
「別にそれぐらい簡単だろ?それで彩花を脅迫するあの写メがなくなるんだから」
『……っ』
彩花にしてみればこれは危ない賭けだ。
今夜俺の部屋に来ればあの写メはなくなる、が
一人で俺の部屋に来てタダで済むはずがない。
しかし、あの写メは確実になくなるのだから、いざとなれば俺を蹴り上げて逃げればいいだけ。
さぁ、彩花はどうでるかな?
『…わかった。でも約束して!あの写メは…』
「あぁ。絶対に消すよ」
どうやら彩花は確実に写メを消してもらう方を取ったらしい。
いざとなったら逃げるか。
それとも最後に我慢して俺に抱かれようとしてるのか?
『…別に。電話ぐらいなら抜け出せるから』
なるほどな。
中には顧客からの電話もあるだろうしな。
『で、何の用なんですか…?』
さっさと要件を言えとでも言いたそうな口振り。
俺とは楽しい会話も出来そうにないしな。
「今日は彩花に吉報を持って来たんだ」
『吉報?』
俺の心はドキドキと高鳴り出す。
俺の事を嫌がりながらも、俺のせいで北条を避けてしまった彩花が可愛くてたまらない。
「あの写メ、消してやろうかと思って」
『えっ?』
信じられないと言った様子だな。
だが、俺は本気で写メを消すつもりだった。
あんな写メだけが手元にあっても虚しいだけだ。
『…本当に?』
彩花は俺を疑ってる。
彩花の揚げ足を取り騙した俺をすんなり信じるはずがない。
彩花にとって悪魔のような俺を手放しで信じるはずかない。
そんな事は重々承知だ。
「ただし、今夜俺の部屋に一人で来い」
『…なっ』
「別にそれぐらい簡単だろ?それで彩花を脅迫するあの写メがなくなるんだから」
『……っ』
彩花にしてみればこれは危ない賭けだ。
今夜俺の部屋に来ればあの写メはなくなる、が
一人で俺の部屋に来てタダで済むはずがない。
しかし、あの写メは確実になくなるのだから、いざとなれば俺を蹴り上げて逃げればいいだけ。
さぁ、彩花はどうでるかな?
『…わかった。でも約束して!あの写メは…』
「あぁ。絶対に消すよ」
どうやら彩花は確実に写メを消してもらう方を取ったらしい。
いざとなったら逃げるか。
それとも最後に我慢して俺に抱かれようとしてるのか?

