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アブノーマルごっこ
第20章 義父とキッチン
スカートから見えるくらいに下ろされた下着の中央には、恥ずかしいシミがついていた。

「いやっ…見ないでください…」
両手で顔を隠しても、義父はそれ以上下着を脱がせてはくれなかった。

「遥香さん、嬉しいよ。もう濡れてるのかな?」

「お義父さん…」

「ほら、脱いでしまいなさい」

義父の言うままに、そこから先は自分で脱いだ。下着をつけない状態でまた抱き合う。

スカートの上からしか触ってくれないけれど、その優しい手の動きにうっとりとしてしまう。


グツグツとお鍋のお湯が沸く音がした。
「あ、いけないっ!」

キッチンに戻ると義父がテレビをつけたので、そのまま人参を切り、豚汁作りを再開した。


チラチラと義父を見ても、こちらを見てはくれない。下着をつけていない私は、常にその不自然な自分を意識してしまうというのに。


ほとんど作り終わったころ、義父がキッチンに近づいてきた。

「遥香さん…スカートの中はどうなっている?」

「え?…どうって…お義父さん…」

「見せてごらん、遥香さん。」

「見せるって…」

「自分で、捲るんだよ…」

その言葉だけで、私は簡単に興奮してしまう。

まるで催眠術にかかったかのように、私はスカートの裾を持ち、少しずつ手を上げて捲っていった。
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