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アブノーマルごっこ
第21章 復讐者と首輪
二人で女の膝をそれぞれ開いて当て続ける。ぶぶぶという振動で手の感覚も鈍ってきたころ、自由のきかないはずの足でつま先立ちしながら腰をガクガクと震わせた。

思わず草野と顔を見あわせて爆笑。
「あははは、すげーな」

「完全にイッたな、今のはさすがに分かったわ」

いつもツンとした顔で人を顎で使ってたこの女が、今どんな顔してんのか…見たくてしかたなかった。でもそれは危険すぎることも分かってた。

草野は膝を掴みながら、しつこく電マを当て続けてた。

草野の兄ちゃんは三脚をセットしようとしてるのを見て、思わず大きな声が出た。
「え?撮んの?」
ニヤリと笑った兄ちゃんの顔はかなり不気味だった。これだから人を増やすのは嫌だったんだ…。

「おいっ。またイクぞ、こいつ。」

ボールギャグの中で叫びながらヨダレを垂らしてるクソ女は、イク瞬間動きが止まった。少ししてプルプルしだして、しょんべんを漏らしやがった。

構わず草野が電マをグリグリ押しつけるから、あっちこっちにしょんべんか飛び散った。


「ふざけんなよ!きたねーなー!」

草野に文句を言ったけど、こいつの目もかなりいっちゃってて、この兄弟と一緒にいることを少し後悔した。

「よっしゃ、お前上脱がせろ!オレはこれ当てとくから。」

まだ電マを当て続けるらしい。
俺は半分脱げかかってたTシャツを捲りあげて、シャツブラジャーを外そうとした。背中が見えなくて苦労した。見たら、腕が青紫になってきてたから、体勢を変えることにしたんだ。
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