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アブノーマルごっこ
第22章 キャンドルと家庭教師
「スカートもいっちゃいましょ」

どれにしようか選んで決めたあのときのドキドキした時間を思い出して、悲しくなりました。

ホックを外して手を離し、スカートを床に下ろしました。

「いいですねぇ」
ジロジロと見られて、恥ずかしさに目をつぶってしまいました。

「もう一枚脱ぎましょうか」

どちらを脱ぐのかは私が決めるの?

私はブラジャーを外すと、室橋くんは立ち上がって私のそばに来ました。

「なんすか、これ?キスマーク?」

一昨日の夜、主人がつけたものでした。胸が好きな主人は、営みの度に胸にキスマークをつけるのです。

「うわぁ、なんかもえるわー。人のモノって感じですね。他にもついてんのかな?」

私をクルクル回して身体中を見ました。

「無いなぁ…後は首筋とか?ちょっと髪あげてて、お母さん」

私はセミロングの髪を手でまとめて持ち上げました。

「ま、確かに、こんだけでかいとかぶりつきたくなるかもなー」

急に後ろから胸を強く掴まれて、思わず髪を持っていた手を離してしまいました。

「なに?もう感じちゃった?」

「びっくりしただけです。」

「髪、ちゃんと持っててよ。」

室橋くんは私の前にしゃがむと、立たせたままの私のパンツを脱がしました。
そして、膝くらいの高さの台を私の横に持ってきて言いました。

「足広げてここに乗せて。毛、剃ってあげる。」

「いや、やめて…」

「やめんの?ま、いいけど?いいの?」

「……やめなくて、いい」
再び台に足を乗せた。
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