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アブノーマルごっこ
第2章 おじさんと犬
下を向くと小林さんの目だけ見えた。
角度が変わって、舌が私の中によく入り込んでくる。

「もっと…入ってきて…もっと舌だして…」

眉間に皺を寄せながら、頑張ってくれてるのが見えると、興奮が増した。


「クリトリス吸って」

じゅるるる…じゅるるる…ってリズムよく音をたてて吸ってる小林さんの顔に少し体重をかけてみると、みるみるうちに顔が赤くなる。

苦しいのかな?息、できないのかな?

ちょっと腰を浮かすと熱い呼吸がおまんこに吹きかけられる。

「苦しかった?」

「はぁ…はぁ…ありがとう…ございます…」

少し目元が緩んで、嬉しそうに見えた。

「舌出して」

今度は腰を浮かしたまま、クリトリスにだけ当たるように調整する。

「もっと早く動かして」

言われた通りに舌が動く。

「あぁぁぁ…気持ちいい…はぁぁん…
 それ…そのまま…はぁん…続けて…」

そう言ったのに、舌の動きが止まっちゃった。もうちょっとでいけそうだったのにいけなかった。

焦らされて更に興奮するというより、言ったことをしなかった小林さんに無性に苛立った。

「ちょっと。なんで止めたの?」

「ご…ごめんなさい…」

「続けてって言ったのに」
小林さんの髪を掴んで顔の上に体重をかける。

「いいって言うまで動かして」

小林さんは言われた通りに舌を動かすけど、すぐに酸素が足りなくなってきて、顔を赤くして眉間に皺を寄せた。
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