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アブノーマルごっこ
第26章 お医者さんと契約関係
あからさまに動揺してる館林先生が哀れになって、助け舟を出してあげた。
「大丈夫ですよ、人の趣味はそれぞれですから。」

「あの、誰にも…」

「わかってますよ、言いません。」

「ありがとうございます。」

もうそれで済んだと思ってたけど…

コンビニで買い物を済ませてナースステーションに戻ると、館林先生がきて私を手招きで呼んだ。

「さっきの病理のファイルなんですが…。ちょっと来てもらっていいですか?」

「…はい…」

先生の後について内科の外来へ来てしまった。深夜の外来は人気がなくてシーンとしている。

外来3と書かれた診察室に入ると、館林先生はおもむろに口を開いた。
「私のことを変態だと思いましたか?」

「そ…そんなこと、ないですよ?人それぞれだから、大丈夫ですよ。」

「坂木さん…お願いします。私のことを変態って言ってください。」

「はぁ?」

「坂木さんに言われたいんです。何でもしますから。」

床に膝をついて私にしがみつきそうな勢い。

(医者には変態が多いって聞くけど、こういうことだったのか…)

「はぁぁっ…その…その目で私を見てください」

(やばいな、早く解放して欲しいんだけど…)

「そう言ったらもう戻っていいですか?」

嬉しそうな顔で下から私を見上げてる館林先生。

「変態ですね」

一瞬で切なそうな顔になった。
「もう1回…お願いします」

「変態ですね」

「あぁ…もう1回…」

「変態」
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