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アブノーマルごっこ
第26章 お医者さんと契約関係
「バスローブ、置きに行ってもいいですか?」

「バスローブ?!」

あ、そうか…それはないと困るか…
「目つぶって、サッと置いて出てって」

「はいっ!」

目をつぶって入ってきたキモル。
ヤバい、ペニスがギンギンに勃起してる。

ふと自分の身の安全を案じる。

(ま、こいつなら大丈夫か。)


髪を洗ってバスタオルで軽く拭いてからバスローブを身につける。
(…エロいか?)
でも着るものがないからしょうがない。

「春乃様ぁ…」
今にも擦り寄ってきそうな顔してる。

「喉乾いた。水。」
キモルは小走りでキャラクターの形のペットボトルを持ってきた。

「春乃様、僕もシャワー浴びてきていいですか?」

「勝手にすれば?」

(あっ!先に髪乾かせばよかった…)
キモルがバスルームに入ってから気づく。

(しょうがない、待つか)
水分を取ってソファに横になりながらスマホをいじってたら、いつの間にか寝てたみたい。


(はぁ…なんか…あったかくて気持ちいい…)


重たい目を開けるとキモルが私の足の指を舐めながらふくらはぎを揉んでた。
「ちょっ、何やってんの?気持ち悪っ」

「あぁっ…そんな目で見ないでください…」
腰をうねうねさせて、喜んでるとしか思えない。

「春乃様、気持ちよくないですか?」

「ぜんっぜん、気持ちよくない。気持ち悪い。」

「もうちょっとだけ、ご奉仕させてください。」

指の間に舌を入れてくちゅくちゅしてるこいつは、本物の変態だ。でも本当のことを言うとマッサージの仕方は悪くなかった。
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