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アブノーマルごっこ
第26章 お医者さんと契約関係
「ここで結構です。ありがとう。」

食事が載せられたカートを部屋の中まで押してきたのはキモルだった。

「丸見えだけど?」

バスローブの隙間から見えるペニスを指さして教えてあげると、顔を赤くして恥ずかしがった。

「春乃様…食べますか?それとも…」

「食べるよ」

「はいっ!準備します!」

キモルがせっせとテラスのテーブルに用意している間、私はまだ誰もいない開園前の園内を眺めていた。

トーストと卵とサラダと…典型的なモーニングのセットを向かい合って食べてる。しかも二人ともバスローブ…そしてノーパン。

普通に話しかけてきてるけど、キモルはこんなの当たり前なのかな?変なやつ。

「春乃様?今日も中に入りますか?」

「いい、帰ってちょっと寝る」

「眠れませんでしたか?ごめんなさい…。チェックアウトまであと3時間ありますけど、ここで過ごしますか?」

「ゆっくり用意して、出たい時に出るから。あんた先出てっていいよ。」

「そんなこと言わないで、春乃様ぁ」

一緒にあと3時間、何も無く過ごせる気がしない。




もちろんその予感は外れる訳もなく。

食事を食べ終わると、今度はテラスでキモルの舌が私を舐め始めた。地べたに膝をついて、椅子に座った私の間に顔を埋めている。

誰も見てないと思うけど、見ようと思ったら見られてしまう、そのドキドキは興奮に直結した。




(もう…逃げられないかもしれない…)

部屋に入ってキモルの指に翻弄され尽くしたあとで、またあのペニスを受け入れた。
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