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アブノーマルごっこ
第3章 飼育委員とランドセル
次の日は雨だった。
雨の日の中休みは図書室が開く。

ほとんどの席が埋まってたから、借りるだけ借りて教室に向かおうとしたとき、あの子に声をかけられた。
「昨日、大丈夫だった?」

「あ…あぁ、うん。」

「また来週の委員会のときさ…」

(ボクのチンチン舐めたいのかな…)
近くに人がいないのを確認した。
「…またしたいの?」

「…うん…」

心臓がドキドキしてた。

いいよって言いかけたときに、ちょうどチャイムが鳴った。予鈴だ。

タイミングを逃してしまった。
「…じゃ」
それだけ言って、走って教室に戻った。

ずっとチンチンが、ムズムズしてた。



その日の体育の時間。
クラスの女子の下着が体操着から透けてるのを見てから、そこにばっかり目がいくようになった。

お母さんがつけてるみたいなのが見える女子は、少し胸が膨らんでる。
触ったらどんな感じなんだろう…
あの6年の女子の胸はどうだったっけ…

更衣室から出て、洋服に着替えた女子を見てもなんだかムズムズする。



何故かわからないけど、家に帰ってすぐ、タブレットで「オナニー」と「フェラチオ」を検索してみた。
色んなことがわかった気がした。アイツよりも1段階上にいったような、そんな気分だった。
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