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アブノーマルごっこ
第8章 元カレと拘束
「イクって言わないと、
 いつまでも終わらないよ?ほら。」

「ひぃぃやぁあっ…もっ…だめぇええっ
 イクっっ!…イクっ!イクぅぅっ!」

体がガクガクしてる私から、やっとそれを離してくれた。

「良くできたね。
 でも足はあげとかなきゃだめでしょ?
 これはお仕置きだよ」

内腿に強く吸い付かれて、濃いキスマークを付けられた。体がおかしくなったのか、その痛みすら気持ちよく感じて、吐息が漏れてしまった。

「そっちの足も固定しようね」

「も…もぅやだよ…もぅやめて…」

「大丈夫だよ、今度はちゃんと頑張れるよ。」

ひょいっと抱き上げられて、ベッドに転がされる。自由だった反対側も、ホテルに備え付けられているバスローブの紐で結ばれてしまった。

「まだ…するの…?」

「するよ。」

優しい笑顔のまま、ベッドの近くのコンセントに差し換えて、また始まったブブブブって音。その音を聞くだけで、体が一瞬硬直してしまう。

「やっぱりやだ…もぅできないよぉ…」

「大丈夫だよ。頑張ってごらん?」
髪を撫でながらまたその機械を腕に当ててくる。
「あぁん…でも…怖い…はぁぁん…」

「分かったよ。じゃあ、目隠ししよう。」

ポケットから出されたハンカチで目を覆われた。もちろん拒否はできない。手も足も動かせないんだから。

ブブブブ…つま先に当てられただけで、声が出る。
「ひゃぁんっ…」

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