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第25章 レズ実習

「受けましょうヨ。　麻衣子ちゃんがいないのは寂しいデス」
ドロシーちゃんは私を説得するような口調です。

「ドロシーちゃんはレズ実習を受けるの？」
私はドロシーちゃんに尋ねます。

「ポルノ映画でレズ物は定番ですカラ」

ドロシーちゃんはポルノ女優になることを目指して、淫交コースに入学したのです。

「ワタクシからもお願いしますわ。　麻衣子さんがいるほうが楽しいですもの」
麗香ちゃんが言いました。

「麗香ちゃんもレズ実習を受けるの？」
驚いて麗香ちゃんの目を見る私。

「ガショハラ王国の皇太子さまはレズ鑑賞が好きで、私が入る予定のハーレムでは、皇太子さまの前で女性同士がレズプレイをしているという情報がありますの」

「そうなんだ…」
私は感心します。

異国のハーレムに情報網をはって、皇太子の性癖を探る…
まるでスパイ映画みたいです。

「だから麻衣子ちゃんもレズ自習をうけまショウ！」
「だから麻衣子さんもレズ自習をうけてくださいませ！」
声を揃えるドロシーちゃんと麗香ちゃん。

「分かったわよ…」
ふたりに押し切られ、私もレズ実習を受けることになりました。