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華ヶ丘高校 淫交コース♪
第6章 ずる休み
眼下には学校が見えます。

いろんなコースの校舎や講堂や図書館や体育館が建ち並んでいて・・・
でも、淫交コースの校舎はグラウンドを挟んで、ぽつんと離れたところに建っています。

いろんなエッチなことをする淫交コースの存在が他のコースの生徒たちに悪影響を及ぼさないよう、全校イベントのとき以外は、淫交コースは隔離されているのです。


私はこのまま退学しちゃうのでしょうか?
私が淫交コースに入って喜んでいた両親に、申し訳ないです。

空は晴れていますが、気が重いです。

ベンチにひとりで座ってると、またため息が漏れます。


『どうしたのですか? 学校はお休みですか?』
ドロシーちゃんからメールがありました。

授業中は電源を切りさえすれば、スマホを学校に持っていくことは禁止されていません。

時刻は8時40分。
朝のショートホームルームが終わったのでしょう。

『体調不良なの。 鈴木先生に言っておいてね』
私はドロシーちゃんに返事をします。
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