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華ヶ丘高校 淫交コース♪
第7章 クラス委員
「奥田さん、素数はどれでしょうか?」
先生は質問を繰り返します。

「えっと・・・分からん。 そもそも素数って聞いたことも無いし」
美佳ちゃんはぶっきらぼうな口調で言いました。

「そうですか、素数が分からないですか。 じゃあ、出席番号2番の内田さんはどうですか?」
先生は次にドロシーちゃんを指名します。

でも、ドロシーちゃんは全く反応しません。

私が振り返ると・・・
椅子に持たれて熟睡しているドロシーちゃん。

「ドロシーちゃん、起きてよ! 先生に指名されてるよ!」
私はドロシーちゃんに声を掛けます。

「ふぇっ・・・どうしたんデスカ?」
ドロシーちゃんはを目を開けます。

「先生に指名されてるのよ。 あの中でどれが素数かだって・・・」
ドロシーちゃんに状況を説明する私。

「そすう? それって気持ちいいデスカ?」
ドロシーちゃんは寝ぼけているようです。

「えっと・・・じゃあ・・・誰か分かる人はいますか?」
困った様子の先生。

誰も答えようとしません。

本当にみんな、素数がわからないのでしょうか?

仕方ないので私は手を挙げて答えます。
「11です」
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