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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第4章 生のお笑い芸人の凄さ
いよいよ約束の日になりN駅改札出口で俺は陽子と待ち合わせをしている。

駅前のコンビニで差し入れ用のペットボトルの水を2本購入して待っていた。

普段俺は結構待ち合わせ時間に遅れたりすることもあったが、今日は先輩のライブなので遅刻はまずいと思い早めに家を出た。

「あれ~。明良にしては待ち合わせ時間にちゃんといるなんて珍しい~。」といつものテンションで陽子が現れた。

「それにしてもお前はいつもテンション高いよな~。お前のほうが芸人っぽいよな。」

「あはははは。そんなことないでしょう。」
いやいや、こいつのほうが俺の何倍も芸人みたいな女だ・・・

会場は駅からそんなに遠くもなく、直ぐに到着した。

開場時間まで他のお客さんたちと同じように並んで待っていたら、楽屋扉から中西先輩が出てきた。

「おう!お二人さんわざわざ有難うね。」
先輩はもう舞台用のジャケットに小さめの蝶ネクタイを付けて準備万端という感じだった。

「先輩!これ差し入れです。」と俺は元気に水を渡す。

「おう!有難うな。丁度今自販機に飲み物買いに行こうと思ってたんだ。そうそうこのライブ投票制なんで清き一票よろしくね。じゃあ楽しんでってね。」
という先輩のテンションや声でもう芸人のスイッチが入っているのが分かった。

「先輩なんか凄い気合入ってたね。今日優勝目指してるのよ。応援しなきゃ。」と陽子まで燃えている。

おいおい・・・俺たちはただ観に来ただけだぞ・・・

そうこうしているうちにスタッフさんが
「それでは只今から開場します。お並びいただいているお客様順番に受付でお名前をおっしゃってください!」

なんだか俺も緊張してきたぞ??? 

指定席ではないので何処に座っても良いようなので俺達は後ろの真ん中位の席に座った。

今日は芸人のネタを観て参考にしメモを取りたいので前のほうには座りたくなかったのだ。

受付が終わった後、会場に入る時にスタッフさんからアンケートとほかのライブのチラシを受け取った。

事務所系のライブチラシからちょっとマニアックなお笑いライブまで結構な量だった。

都内はこんなにライブをやってるのか・・・・と驚いていると
「これで全部じゃなくてあくまでも一部よ。もっと都内ではライブやってるし。」と陽子が教えてくれた。

こいつは俺の表情だけで気持ちを見抜くのか・・・

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