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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第7章 ワンチャンスプロモーションのネタ見せに参加
彼らの漫才は、水商売ゴリ押し漫才という感じながら見ている者をグイグイと引き込んでいるのが分かる。
俺の近くでネタ見せの順番を待っている芸人達が「今日あいつら絶好調だな。」「昨日のライブであのネタやってて優勝してたんだよな。」と会話をしていた。
普通の兄ちゃんが普通の漫才をするよりも何か特技やキャラクターのある漫才のほうが見やすさや伝えやすさは必ずある。
皆どの芸人もそのことは分かっているものの、そのブレイク出来るキャラクターを見つけられず辞めていくのだ。
今の俺にまず足りないのは実力もそうだがキャラクターという部分でもある。
吉内の反応を見るとメモを取りながらうんうん頷いている。
ネタが終わり、「この前のネタ見せの時よりもさらに面白くなりましたね。」と吉内はかなり好意的だった。
「吉内さんのアドバイスを守ってネタの見せ方を少し変えたりしてたら今度のライブでも笑いが取れるようになりました!有難うございます!」とコンビは深々と頭を下げる。
「これからこうしていくと~もっとより笑いが~」と作家陣もアドバイスをしている。
そのアドバイスに対してコンビの一人が必死にメモをしていた。
今日初めて参加した俺から見ても彼らがネタ見せに現段階では1番合格に近いのではと思えるだけの実力を感じたのだ。
これだけの濃い授業を無料で体験させてもらえてることに俺は心から感謝していた。
そして他のコンビの時のダメ出しで「無理して自分は面白いだろう~。というようなキャラクターをやっても結局無理してるんだよね。究極面白い人は、ちょっと待ってくださいよ~。って言うだけでも人を笑わせちゃうんだもん。」という吉内さんのコメントは深かった。
こんなに心に突き刺さりまくる経験を今迄俺はしたことが無かったのだ・・・・
一旦ネタ見せは休憩となり吉内マネージャーは事務所に一旦戻る。
他のマネージャーと作家陣に「普段のネタ見せでもこれだけ丁寧にダメ出しやるんですか?」と聞いた。
「まあね。なんか養成所の授業みたいでしょ?でもこれが評判になって芸人さんが多く参加してくれてるんだよ。」と作家の一人が嬉しそうに話す。
「お笑いって才能の世界だけど努力で売れるかもしれない世界でもあると思うんだよね。だからうちらも必死にアドバイスしてるんだし。」と岸本も熱く語る。
俺の近くでネタ見せの順番を待っている芸人達が「今日あいつら絶好調だな。」「昨日のライブであのネタやってて優勝してたんだよな。」と会話をしていた。
普通の兄ちゃんが普通の漫才をするよりも何か特技やキャラクターのある漫才のほうが見やすさや伝えやすさは必ずある。
皆どの芸人もそのことは分かっているものの、そのブレイク出来るキャラクターを見つけられず辞めていくのだ。
今の俺にまず足りないのは実力もそうだがキャラクターという部分でもある。
吉内の反応を見るとメモを取りながらうんうん頷いている。
ネタが終わり、「この前のネタ見せの時よりもさらに面白くなりましたね。」と吉内はかなり好意的だった。
「吉内さんのアドバイスを守ってネタの見せ方を少し変えたりしてたら今度のライブでも笑いが取れるようになりました!有難うございます!」とコンビは深々と頭を下げる。
「これからこうしていくと~もっとより笑いが~」と作家陣もアドバイスをしている。
そのアドバイスに対してコンビの一人が必死にメモをしていた。
今日初めて参加した俺から見ても彼らがネタ見せに現段階では1番合格に近いのではと思えるだけの実力を感じたのだ。
これだけの濃い授業を無料で体験させてもらえてることに俺は心から感謝していた。
そして他のコンビの時のダメ出しで「無理して自分は面白いだろう~。というようなキャラクターをやっても結局無理してるんだよね。究極面白い人は、ちょっと待ってくださいよ~。って言うだけでも人を笑わせちゃうんだもん。」という吉内さんのコメントは深かった。
こんなに心に突き刺さりまくる経験を今迄俺はしたことが無かったのだ・・・・
一旦ネタ見せは休憩となり吉内マネージャーは事務所に一旦戻る。
他のマネージャーと作家陣に「普段のネタ見せでもこれだけ丁寧にダメ出しやるんですか?」と聞いた。
「まあね。なんか養成所の授業みたいでしょ?でもこれが評判になって芸人さんが多く参加してくれてるんだよ。」と作家の一人が嬉しそうに話す。
「お笑いって才能の世界だけど努力で売れるかもしれない世界でもあると思うんだよね。だからうちらも必死にアドバイスしてるんだし。」と岸本も熱く語る。