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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第2章 明良の葛藤
お笑い養成所に行ったわけでも実際に舞台に立ったわけでもない明良が自分の力で1本のネタを仕上げるにはまだまだ無理があった。
だがお笑いサークルに入っているのだからいずれはネタをやらなければならない!
先輩部員のオーケーがでれば大学内での定期お笑いライブに出るチャンスがもらえるもののそんな日が本当に来るのだろうか??
設定からネタの中身を書いていこうとするがなかなか纏まらない。
ネットの動画で色々な芸人のネタを見ることが出来るがイマイチ今の明良にはリアリティーが無い・・・
学食で一人悩んでいると
「おう!塚本!ネタ書いてるか??」とサークルの先輩の中西さんが笑顔で話しかけてきた。
「あっ!先輩お疲れ様です。」と明良は立ち上がって挨拶をする。
「どうだい?ネタは書けてる??」
「いや~。先輩。なかなか設定から書くのが進まなくて。」
「まあお笑いはじめたばかりの人間が1本ネタ作るのってなかなか難しいよな~。」
中西さんは2年生の先輩でお笑いサークルに入って直ぐに先輩からのオーケーが出てライブデビューした経歴を持っている。
しかもコンビではなくピン、いわゆる一人喋りで芸人をしている人だ。
今の俺は相方の菊池君がいてくれるからお笑いをやれているが、俺が一人でしゃべるなんて怖くてとてもじゃないが出来ない。
「そうだ!実は今度の日曜日に俺、都内のお笑いライブに出るから観に来なよ。エントリー制のライブだけどレベルはなかなか高いライブだから勉強になるかもよ。チケットあげるからさ。」
「先輩本当ですか!?俺観に行きますよ。」
「おお!じゃあ今度の日曜日に12時半開場であるからね。会場の詳細はあとでメールするよ。」
「先輩!ありがとうございます。」
中西先輩はお笑いサークルの定期ライブ以外に都内のお笑いライブにも月に5,6本出ていてファンもいたりする。
先輩はいずれプロの芸人になりたいという夢もあるそうで地道に芸を磨いている。
本人に伝えたことは無いけれど俺がサークルの中で一番尊敬しているのは中西さんだ。
そんな中西さんに陽子のことを相談したかったが誰にも言わない約束をしているので我慢した。
だがお笑いサークルに入っているのだからいずれはネタをやらなければならない!
先輩部員のオーケーがでれば大学内での定期お笑いライブに出るチャンスがもらえるもののそんな日が本当に来るのだろうか??
設定からネタの中身を書いていこうとするがなかなか纏まらない。
ネットの動画で色々な芸人のネタを見ることが出来るがイマイチ今の明良にはリアリティーが無い・・・
学食で一人悩んでいると
「おう!塚本!ネタ書いてるか??」とサークルの先輩の中西さんが笑顔で話しかけてきた。
「あっ!先輩お疲れ様です。」と明良は立ち上がって挨拶をする。
「どうだい?ネタは書けてる??」
「いや~。先輩。なかなか設定から書くのが進まなくて。」
「まあお笑いはじめたばかりの人間が1本ネタ作るのってなかなか難しいよな~。」
中西さんは2年生の先輩でお笑いサークルに入って直ぐに先輩からのオーケーが出てライブデビューした経歴を持っている。
しかもコンビではなくピン、いわゆる一人喋りで芸人をしている人だ。
今の俺は相方の菊池君がいてくれるからお笑いをやれているが、俺が一人でしゃべるなんて怖くてとてもじゃないが出来ない。
「そうだ!実は今度の日曜日に俺、都内のお笑いライブに出るから観に来なよ。エントリー制のライブだけどレベルはなかなか高いライブだから勉強になるかもよ。チケットあげるからさ。」
「先輩本当ですか!?俺観に行きますよ。」
「おお!じゃあ今度の日曜日に12時半開場であるからね。会場の詳細はあとでメールするよ。」
「先輩!ありがとうございます。」
中西先輩はお笑いサークルの定期ライブ以外に都内のお笑いライブにも月に5,6本出ていてファンもいたりする。
先輩はいずれプロの芸人になりたいという夢もあるそうで地道に芸を磨いている。
本人に伝えたことは無いけれど俺がサークルの中で一番尊敬しているのは中西さんだ。
そんな中西さんに陽子のことを相談したかったが誰にも言わない約束をしているので我慢した。