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~菊タブー~ お妃候補はドレサージュに陶酔し…
第4章 ドレサージュにお嬢さんの肉体は熱り切り…
西洋人張りに通った鼻筋に強烈な刺激臭のする何かを塗られた郁子は、脳髄に電流を流されたような感覚を憶えた。
(な、なんなの!? どうしてしまったの…私? どんどん、躰が…熱ってくるわッ!!)
まるで《発情剤》でも打たれたように、嘘のような劣情の触発に、いまだかつて経験のない戸惑いにも苛まれ始める郁子。しかし、ここからが本番だった。X字型に厳しく拘束された郁子の背中を、大きな鳥の羽根が執拗になぞり始めたのだ。
「はうううぅぅ―――ッ!!」
複数の羽根は四方から縦横無尽に、まるでしなやかな女体を先を争って愛撫するように、郁子の裸体を快擦し続ける。
「ひやッ…あッ、あぁッ…あうぅッ!」
頭を振って悶える郁子。が、くすぐりは止まることなく、やがて無防備な腋の下を重点的に責めた後、上下左右に首筋を丹念に弄ぶ。
「く、くぅ…くうううぅぅぅーーーッ、や、やめて…頂戴ィッ!!」
唾液を滴らせた蠱惑的な唇を震わせ、哀願する郁子。が、羽根の先は郁子のそそり勃つ、乳首を摩擦し始める。タカがくすぐりと思うなかれ。拷問の中でもっとも怖れられる責め苦の一つがくすぐりなのだ。苦痛に耐える事と違い、全身の感覚を麻痺させられ、また敏感にもなり、羞恥心を突き崩されんと抗わねばならないことも耐え難い《苦痛》となる。

鎖に繋がれた爪先をぐっと突き立て、踵を持ち上げ、全身を羽根の責め苦から逃れんと、見事な肢体を反り返らす郁子。
(く、狂いそうッ、こ、これ以上続けられたらッ! 私、発狂してしまうわあッ!!)
「It's driving me crazy!!」
思わず英語で己の肉体に続く破廉恥な拷問の感想を吐露する郁子。全身の毛穴が開き、不快な汗が滲む。唾液が口の端から糸を引いて流れ落ち、股間の快擦を続けられると、尿が漏れた。白いショーツに広がる生暖かい感触に、絶望すると同時に、意識が遠のく。
(これを永遠に続けられたら…)
郁子の意識の中に、強烈な恐怖心が刻み込まれていく…。
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