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続・独占欲に捕らわれて
第2章 依存の海
「すごい締め付け……。そんなにオレが恋しかった?」
「えぇ、そうよ……紅玲が欲しくてたまらなかったのぉ……。ねぇ、はやく動いて? たくさん突いて」
千聖は覆いかぶさる紅玲の首に腕を回しながら、躊躇うことなくおねだりしてみせた。
「オレを求めるチサちゃんは、この上なく可愛いよ……」
紅玲は熱っぽく囁くと、鎖を引きながらキスをする。

「お望み通りに……」
千聖の手首を押さえつけるように掴むと、紅玲は千聖の弱点を抉るように腰を動かし出す。
「ああぁ……! そこは、あっ、やあぁ! 反則、よ……!」
「好きでしょ? 弱いところをグリグリされるの」
耳元で囁くように言うと、小刻みに突き上げて千聖の弱点を攻め立てる。
「ひぅっ!? や、やぁ……! あっ、アッ、ああああぁっ!!!」
執拗な攻め立てに千聖は絶頂を迎え、紅玲を締め上げる。

「くっ……はぁ……。イくの早すぎ……。オレまでイッちゃいそうになったよ……」
「だ、だって……はぁ……紅玲が、いいところばっかり、するから……」
千聖が息も絶え絶えに言うと、紅玲は小さく笑って再び腰を動かした。
「ひゃうん!? や、待って……ああぁ……!」
「待てないよ、オレはまだイッてないんだから」
今度は貪るように大きく腰を打ち付ける。

「んあぁ……! は、やめ……っ、ああぁ!」
耐え難い快楽に、千聖はいやいやと首を横に振る。鎖の音が、紅玲の独占欲と加虐心を煽り立てる。
「今やめて苦しくなるのは、チサちゃんなのにね?」
紅玲はクスクス笑いながら言うと、千聖を抱き上げて座った。

「え? あああぁっ!! 深、い……あ、あ、ああぁ……!」
千聖は紅玲の首にしがみつき、ゆるゆると腰を動かす。
「そんなんじゃ満足しないの、知ってるでしょ?」
紅玲は千聖の耳を食むと、彼女の腰を掴んで突き上げる。激しいふたりの動きに合わせ、鎖はうるさいくらいに鳴る。

「やああぁっ!!! そんなされたら、んぁ、あぁ……! またイく、イッちゃうのぉ!」
「いいよ、乱れてみせて。オレももう、イきそう……!」
紅玲はラストスパートをかけると、千聖の最奥に落ち着かせる。千聖を強く抱きしめ、小さく呻いて欲を吐き出す。
「……っ! はぁ……」
「あああああぁっ!!! はぁ、あぁ……」
再び果てた千聖は、紅玲にもたれ掛かる。
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