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続・独占欲に捕らわれて
第3章 紅玲の取材旅行
「チサちゃん、ちょっと待って」
紅玲は愛撫をやめると、腰を浮かせてズボンを下ろした。
「私が乗った状態で、よく出来たわね」
「チサちゃんは軽いからね」
そう言って千聖を抱きしめ直すと、胸を揉みながらくるくると乳輪の縁をなぞる。

「はぁ、んんっ……やだ、焦れったい……」
「焦らした方が、後から気持ちよくなるでしょ?」
「ふふっ、そうね」
千聖は再び手を後ろに回すと、紅玲のペニスを掴み、撫であげるように刺激する。

「……っ、はぁ……焦らすねぇ」
「そんなの、お互い様でしょ?」
千聖が吐息混じりに言うと、紅玲は苦笑する。
「ねぇ、交換条件なんてどう? ちゃんと触ってあげるから、チサちゃんもオレのこと気持ちよくして?」
「ん、ふぅ……嫌よ。服にかかったら、ぁ……、もったいない、じゃない」
紅玲の提案を、鼻で笑った。

「そっかぁ、それは残念」
ちっとも残念そうに聞こえない声音で言うと、紅玲はスカートの中に手を入れた。下着越しに縦筋をなぞる。それも蜜壷付近はそれなりに力を入れて、クリトリスは触れるか触れないかの力加減だ。もう片手は、相変わらず乳輪の縁をくるくると回るばかり。

「やあぁ、いやぁ! 紅玲のことも、あぁ……!気持ちよく、するから……焦らさないでぇ!」
千聖はいやいやと首を横に振りながら、紅玲のペニスを震える手で握った。
「あぁ、チサちゃんの手、気持ちい……。それじゃあオレも、チサちゃんのこと気持ちよくしてあげなきゃね」
紅玲は乳輪をなぞっていた指で乳首をコリコリとつまみ上げ、下着の中に手を入れて、クリトリスを撫で回したり指先で軽く叩いたりした。

「ああああぁっ!!! だめぇ、イッちゃう……! あ、あ、ああああああっ!!!」
焦らされていたぶん快楽が押し寄せ、千聖はあっけなく絶頂を迎えてしまった。
「はぁ……あぁ……」
余韻に震える躯を紅玲に預け、なんとか息を整えようとする。

「ねぇチサちゃん。オレはまだイッてないよ?」
見上げれば、紅玲は意地の悪い笑みを浮かべている。
「ま、待って……。気持ちよすぎちゃって……待って……」
千聖は肩で息をしながら、なんとか紅玲の腕を掴んだ。
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