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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第7章 それぞれの日々の中で…
触れる唇と唇は先程飲んでいたお互いのオレンジとコーラの味が混ざり合ったよう。
唇が乾燥するのか中川はやたら綾香の唇を上に下にと舐め時に斜めからも舐めているので今まで昼休みにしていた触れるだけの唇を合わせるだけのモノより違う気がして綾香は力が抜ける感じがして膝に力が入らなくなりフラフラとよろけ中川が片手で支える。

『………ん……もう…ダメ……』
彼女は抗う気持ちなどないが気持ち良すぎのキスをされ、もうダメ、という逆の事を言ってしまう。

『…可愛いよ…目を閉じちゃってさ…』
彼は支えていない手で彼女の胸を触ってAカップのふくらみを指先で確かめた。

『!!……あぁっ…』
声にならない声を出す綾香。

『小さいのは揉むのがいいって俺言ったかな?』

制服のブラウス越しだがブラウスなどあってもなくても同じようだと彼も彼女も思っていた。

ブラジャーのラインを彼は指先でなぞると下腹部のあたりがむくむくと少し大きくなる。
ブラウスを引っ張り透かすと彼はこう言った。

『ピンク好き?』

そう、綾香がつけているブラジャーの色はピンクで彼女は赤く頬を染める。

『…いや…』
恥ずかしいらしい。

『…すっげー可愛い…可愛いよ…』
彼はゴクリと喉元をならしたようで少し動いたのは興奮しているからだ。


その時どこからか部活帰りの他校生徒が公園へと入ってくる気配がしたので中川は綾香から体を離してごめんと謝った。

綾香は首を振ったのは謝らないでという意味合いだ。

あたりは部活帰りの他校生徒でガヤガヤとうるさく今までキスをしていた雰囲気はないも同然で中川は成に電話をかけ迎えに来てほしいと頼み、綾香も乗せてやってほしいとの要望だ。

だが綾香は車には乗らないとバス停まで歩き始めた。

『綾香さん待てよ、成さんは男だ、余計な考えはするなよ』
彼は彼女の腕を掴んでそう言う。

『男?……それでも、それでもバスで帰るの』
泣きそうだ。

びっくりするっ…
あたしって成さんという人が男の人でも何故か嫉妬してるっ…
あたしってもっとききわけの良い人間ではなかった?
何故おもちゃを取られたような寂しさが消えないの?
それは茶髪くんがあたし以外の誰かの事を言って楽しそうにしているから…

『じゃあ俺もバス停まで、いや、綾香の家まで送ってく、もちろん2人共バスで、それならいいだろ?』

よくない…
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