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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第7章 それぞれの日々の中で…
その夜問題集を5ページ終えた22時過ぎ寝ようとベッドに横になった頃携帯がなり綾香は着信が中川だと毎度ドキリとするのだが、今までにないようなキスをされた夕方から時間がたってない為に動揺からかスマホを絨毯の上に落としてしまう。

ベッドに座り直し深呼吸しなんでもないというふうに電話に出る。

『月曜日から停学とけるから学校行くよ、成さん家から家に戻るのは嫌だけどさ』
本当に中川家に戻るのは嫌だというように口調にはため息まじり。

『そんなに居心地…良かったの?』
嫉妬する気持ちが声に反映しないかと彼女は喋り方にさえ気を使いよそよそしくなる。

『朝はパンと牛乳と野菜サラダだけど昼夜はレストランだったり回転寿司とか色々、惣菜でないご飯って久々〜。っても、今までも時々成さんに会うとご飯に小遣いくれて大好きな人なんだ〜』

『………家に来るより、その人に会いに行けば美味しいもの食べさせてくれるんでしょ…』

いけない…
こんなこと言っては…

『なんだよっ、喧嘩売る気?』
気分を害したようなすねた口ぶり。

『喧嘩なんて…あたしに出来るわけないっ……気分を害したならごめんなさい……ただ…家に来るよりその人の所に行けばご飯食べさせてもらえると…』
最初は言い訳っぽく、後半は早口な彼女はやはりすねていた。

言って…しまった……
でも…

『夕方のキスが気にくわない?もしかして胸揉んだから?キスなんて弁当食べた後やってたじゃん、胸だって触ったじゃん、何が気にいらねぇの?』
彼もまた喧嘩越しだ。

弁当の後のキスも胸への感触も最初こそ唇と唇・制服越しからの手に驚きたじろぎ動揺したが、中川だからこそ綾香は嬉しくふれあいにトキメキ、触れ合いに習慣じみてトキメキも普通にさえ思えてくるのだ。

だけど夕方のキスはそれは唇の周りを確かめるように舐められ舌を入れられ口内を探検するかのよう。
それは胸を触る手にまで表れ触るから感触を確かめるように手を押し付け指先に多少力が入ったようで綾香が思う触れ合いの習慣化は消え去り、驚きと戸惑い、下腹部に感じる疼きに罪悪感があった。

罪悪感はあったが同時に気持ちいいとさえ思ったので彼女の思考回路はグルグル回るよう。
いつもの予習復習の後、問題集をやり気持ちを正常へと軌道修正させたつもり。

だが中川の電話で綾香の心はまた思考回路停止になりそうで。



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