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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第2章 距離感
綾香の提案で普通のデートは次の日となりモール内にある映画館で慎吾の観たいSFものになったが綾香は非常に退屈した。

『慎吾ちゃん次はあたしの観たい恋愛ものがいい』


綾香の希望する恋愛ものの映画を観たのは2日後になりスクリーンに映る主人公と彼が気持ちを打ち明けあいキスをする瞬間。

隣でジュースを飲みほし立ち上がる慎吾に綾香が気がついたのは2分後になる。
『トイレ?』

暗い場内で微かに慎吾が帰るぞと言わんばかりに手招きし綾香はスクリーンを名残惜しそうに見てからしぶしぶ席を立ち慎吾の元に急いだ。

モール内で綾香は慎吾に詰め寄るかのような勢いで言いはなった。

『慎吾ちゃん何で途中で席を立つの?観たかったのにっ』

『半分観たから充分、面白くないからやめた』

『半分って…』

『あっ探してたウェアっ!』

『慎吾ちゃんっっ』

左右の店を見ながら綾香との会話は上の空の慎吾がスポーツ用品店に入っていくが、スポーツに興味のない綾香は店頭で待つしかなかった。

つまんない…
慎吾ちゃんが買い物してる間にあたしも隣の店で服みて待とうかな…

『綾香?行くぞ』

その言葉に綾香は手にしていたワンピースを戻し不満気に慎吾をみた。

『慎吾ちゃん買い物が早いっっ、あたしまだ何も買ってない』

『ウェアが買えたから気が済んだ、それに映画に買い物と普通のデートしてやっただろ』

『………』

『映画だらだら座ってんのは性にあわんし帰ってスポーツだっ』

慎吾ちゃん…

モールに来ても全然楽しくない…
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