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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第3章 思いやりは…
『美味しそうに食べてくれてお母さん喜ぶ、だけど、食べ終わった後悲しそうな顔をするのはどうして?』
綾香は口にあるプチトマトを飲み込んだ後で聞いた。
『玉子がふわふわなオムライスだから丁寧に作ってくれたんだと思うと嬉しい分、俺のばあちゃんはこんなの作ってくれないから……』
『おばあちゃん?なんで?お母さんに作ってもらえないって聞いてるけど時間がある時に少しくらいは…オムライスを作るのを惜しむくらいあなたのお母さんは…』
綾香はスプーンを食べかけのオムライスにおいた。
悲しくなる…
『!!ちょっ、泣きそうな顔をするなよ。
母さんが作らないのはいつもだから、まともな物が食べたくなったらばあちゃん家に遊びに行くんだ』
『まともな物が食べたくなったらおばあちゃん家?そんな…』
『母さんは働いてればいいと思ってる、だから毎日スーパーの惣菜がおかずなんだ…笑ってもいいよ、俺は家庭的な味に飢えているから朝練で弁当を持つ森部先輩を探してる』
『あたしを?』
『あはは、弁当の方』
茶髪くんが笑い綾香は弁当の方だと言われ頬を膨らませごねたように横を向く。
すっと毛先に指先が触れ綾香は驚くと同時に指先の方を見ると中川が楽しそうに毛先を掴んでは離し掴んでは離しているのに彼女はときめく。
『髪のばしてるの?いいと思うよ、きっとかわいい』
茶髪くん…
あたし喜んでる…
綾香は口にあるプチトマトを飲み込んだ後で聞いた。
『玉子がふわふわなオムライスだから丁寧に作ってくれたんだと思うと嬉しい分、俺のばあちゃんはこんなの作ってくれないから……』
『おばあちゃん?なんで?お母さんに作ってもらえないって聞いてるけど時間がある時に少しくらいは…オムライスを作るのを惜しむくらいあなたのお母さんは…』
綾香はスプーンを食べかけのオムライスにおいた。
悲しくなる…
『!!ちょっ、泣きそうな顔をするなよ。
母さんが作らないのはいつもだから、まともな物が食べたくなったらばあちゃん家に遊びに行くんだ』
『まともな物が食べたくなったらおばあちゃん家?そんな…』
『母さんは働いてればいいと思ってる、だから毎日スーパーの惣菜がおかずなんだ…笑ってもいいよ、俺は家庭的な味に飢えているから朝練で弁当を持つ森部先輩を探してる』
『あたしを?』
『あはは、弁当の方』
茶髪くんが笑い綾香は弁当の方だと言われ頬を膨らませごねたように横を向く。
すっと毛先に指先が触れ綾香は驚くと同時に指先の方を見ると中川が楽しそうに毛先を掴んでは離し掴んでは離しているのに彼女はときめく。
『髪のばしてるの?いいと思うよ、きっとかわいい』
茶髪くん…
あたし喜んでる…