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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第4章 想いは…
男子に押され通りがかった宮川に支えられる形になってしまった為に宮川が手にしていた暗記メモが落ちてしまった、
あんたのせいでと表情が物語るかのように宮川は溜息をつきメモを拾う。

『喧嘩するなら他所でやれ、通行の邪魔』
宮川がまた同じ事を繰り返す。

そのメモの表紙には瑞穂大攻略情報と書かれており綾香は宮川が受験生だと知る。

『直人兄と同じ瑞穂!?』
綾香が不意に口にした瑞穂という言葉に宮川は綾香をまじまじと見て口角をあげ含み笑いを浮かべその場を離れていった。

『胸くそ悪いエリートが』
ガラの悪い男子達は宮川の済ましバカにしたようなこの喧嘩がバカバカしいと言われたように感じ宮川をも喧嘩の対象にするかのように走りかけたが中川の笑いに足を止め振り返った彼ら。

『ターゲットは俺なんだろう?』
中川は言い放った。

茶髪くん!
茶髪くん!

『森部先輩も帰んなよ、危ないから』
中川は先ほどもらったドラッグストアの袋を綾香に返そうとする、受け取らない綾香。

『茶髪くんをおいて帰れない!あたしも喧嘩する』

『運動苦手なんだろ!女の子が喧嘩に加わんなよ!俺あんたをかばいきれないから帰れよ!』

茶髪くん、、、、、
ときめいてしまう、、、、
こんな時に、、、

『聞いて!よくわからないけど茶髪くんは入試を頑張ったと思うの!
だからあなた達も頑張れると思うの、だから茶髪くんを殴らないであげて!』
綾香はガラの悪い男子らに向かって叫んだ。

『、、、阿呆くさ、中川』
綾香の言葉が効いたのか男子らは立ち去っていく。

『先輩たのむよ、そんな真似、、』
中川はしゃがみこんだ。

『俺喧嘩は慣れてるから』
『ううん、喧嘩は顔が腫れるからだめ』
『俺負けないんだけど』

だめだよ茶髪くんが殴られるのは見てられない、あなたが好き、、、
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