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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第1章 成り行きのままに
笑う必要なくないか?
その一言がずっと繰り返し繰り返しリピートされ綾香は慎吾を見直した。

慎吾とは家も隣で保育園に入る前から、お互いの家でおやつ等食べていたくらい長いつきあいで親同士も仲がいい。

だが綾香は慎吾に対して気を使わなく喋れるというだけで好意等感じてはいなかったが、笑う必要なくないか?とかばってくれた事で彼女は彼の事を考えていた。

学校が終わり歩いて帰宅すると楓が車からスーパーの袋を持っていたところで、綾香は彼女の元へ行き玄関前まで運んだ。

『3袋って2日分ですか?凄い量』

『2日も持たないわ。
慎吾が部活してるからよく食べるの』

綾香は納得した。

『夏の大会後には3年は部活なしっていうらしいけど勉強も同じくらいしてほしいもんだわ。
綾香ちゃん面倒みてあげてね』

『はい』

『お弁当もありがとう、綾香ちゃんがいてくれて助かちゃうわ』

そんな会話をした事から綾香は慎吾の受験先までも気にかけてしまうのだ。
彼女は優しいのか、真面目なのか。
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